1年半くらい前まで、スペインに住んでいました。
ので、
今日から、マルコ・ポーロに対抗して、「西方見聞録」を綴ってみようと思います。
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まずは、私の第2の故郷、【マラガ】のおはなしです。

紀元前の昔、フェニキア人がやって来て、“Malaka マラカ”という町を築きました。
それが今のMálaga マラガなのですね。
イベリア半島の南の港町なので、それはもう、
フェニキアの方々とか、イスラムの方々とか、ローマの方々とか、
目まぐるしく統治する方が変わられて、大変だったのです。
…というような歴史は、わたしもまだ深めていないので、今あまりお話できないのですが、
とりあえず町の特色を記してみます。
***パブロ・ピカソの生まれ故郷***
なにを隠そう、かの有名なキュビズムの画家・ピカソは、マラガ出身なんです。
子供のころしかいなかったけど…。
おかげさまで2003年だったかには、町の中心に「ピカソ美術館」ができました。
***ちなみに、俳優のアントニオ・バンデラスはマラガ県の出***
あの渋くて格好のよいおっちゃん、アントニオ・バンデラスは、
マラガ県のマルベージャ出身で、
毎年5月くらいにマラガで開催される映画祭には必ず出席しているとか。
スペイン語でしゃべると、訛り出します。
***「マラガ・ドゥルセ」の産地***
デザートワインのような、こってりあまーいワインがあるのです。
「マラガ・ドゥルセ」といって、
ロシアの女帝・エカテリーナ2世(だったと思う…)は、
これをわざわざマラガからお取り寄せをしていたとか…。
飲み口がいいので、油断するとベロンベロンに酔っ払って、
大変な目にあうことがあります。
要注意。
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すみません。長くなりそうなので、マラガの続きはまた次回に持ち越します。
***おまけ***
【本日のスペ語】
¡Dame una caña, por favor! (ダメ ウナ カーニャ、ポル ファボール)
これをバルの店員さんに言えば、ビールを注文できます。
スペインにご旅行の際は、ぜひ覚えていってみてください。