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小さなギモン調べてみました!

建築・不動産から言葉のトリビアまで、仕事の中で見聞きした小さなギモンを調べて報告していきます。

世の中、コロナで、閉塞感がありますよね。
でも、そんな世間とは関係なく
ただでさえ普段から、あまり"運"には恵まれない方なので、
できるだけ「上を向いて歩こう」と思い、
特に通勤の時など、
空を見ながら歩いている私です。

ところが先日、
このブログのネタに詰まってしまい、
つい、「下を向いて」歩いてしまいましたら、
歩道上で、こんなフタを、見つけました。

DSC_0577.JPG
拡大すると、こんな感じ。
gas.jpg
パッと見て、何のマークかわからなかったので、
とりあえず考えてみることに。

よく見れば、文字は

Gas

と、読めなくもない。
と言う事は、ガスの配管か何かなのだろうか?
でも、それが何故、
鉄格子に嵌っているみたいになっているのか?

で、気づくわけです。

仙台市のマークか、コレ。
仙台市章.jpg
調べてみると、少し昔の
「仙台市ガス局」のマーク
これなのでした。

仙台市は、水道もガスも市営なので、
実は道路上に結構このマークがついたフタがあります。

こんな下水道のマンホールのフタ、見たことあるでしょう。
DSC_0579.JPG
中央に「仙台市章」がついています。

この仙台市章、
仙台市の「仙」を図案化したもので
1933年に制定されました。

伊達家の家紋の一つ、「縦三引両」もベースになっています。
こんな感じでしょうか。
仙台市章変化.jpg
この市章、実は、兵庫県加古川市の市章とも似ています。
加古川市 KAKOGAWA CITY
こちらの由来は、
「加古川市は太古より加古川の水に恵まれ発展した都市であって、
川を中心に両岸に伸展する意味を象徴するものである。」
と、HPには出ていましたが、
私的には、
加古川→かこがわ→かっこ・かわ→( )川
で、この市章になったんじゃないか、と思ってしまいましたが。


ところで、伊達家家紋の「縦三引両」のように、
丸の中に線が引かれている家紋は、他にも色々あり、
「引両紋」(ひきりょうもん)という名前で分類され、
全体の形が四角か、丸か、
引かれている線の数が何本か、
線の向きがタテかヨコか、で
とかとか等あるのですが、
ふと、
「引両紋」の「両」って何?
と気になり、調べてみたら、
「両」は「竜」のこと
という記述がありました。


武家としては、天に上る竜の縁起を担ぎ、
この図案を採用し、
どちらも「りょう」と読むから、らしいのですが、
正直、いま一つピンときません。

ちなみに、「画竜点睛」は、
「がりゅうてんせい」ではなく、
「がりょうてんせい」ですので、お間違いなく。


「下を向いて」歩いて見つけたネタでしたが、
天に上る竜の話につながりました。

おあとがよろしいようで。

この記事を書いた人

斉藤 一則

斉藤 一則(株式会社マイザ)

事業企画担当。
遊休地や低利用建物の効率化提案から賃貸管理・リフォームサポートまで、建築・不動産関係が専門。
旅行好き。

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