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プロジェクトエンジニアを僭称(?)中

関サバ関アジのナゾ その1

仙台エリアマーク事業協同組合のメンバーは、月一回程度のブログ更新が掟であり、にもかかわらず震災以降さぼり癖がついてしまったカサマ。ここ一年ほとんど音沙汰なしに見えるそんなカサマも、実は男と女の約束でFacebookには毎日投稿をしております。

しかもFacebookではありえない、意外に長文を。

ま、相手は酔った席だったので覚えていないと思いますが。

それはともかく、この中にも結構、まちづくりに関する内容もあります。そこで、究極の手抜きの一環として、過去のFacebook内の投稿記事の中から、まちづくりに関するものを抜粋することにしました。ただのコピペもさすがに気が引けますし、投稿そのままですと前後関係が分からず意味が通じないところがありますので、そのあたりは一部赤字で加筆してみたいと思います。また、本ブログの特徴である太字強調については、Facebookに機能がないため、後から追加してみました。

では記念すべき第一回目は、銀座でちょっとした刺身が4,000円オーバーもする、地域産品のプランディングでは超有名事例「関サバ関アジ」のナゾを探るべく、大分県の佐賀関(さがのせき)に取材に行った際の記事です。プライベートとシゴトと学術調査の非常にナゾな立場での九州・四国の1週間の旅の一部始終をご覧ください。

May 30, 2013
【酒場へ】
大分初上陸の夜の過ごし方を考えたところ、尊敬するマスター・オビワン・ケノービが、情報収集は酒場でやれと言っていたので、明日の取材(?)に向けて情報収集へ。
と思ったら、大分県庁裏の総二階建ての建物(60席程度)が平日の2100にも関わらず満席。これはますます入らなければということで、20分後にまた来ることに。
これは期待。
だいたい中規模な地方都市では、歓楽街の郷土料理名店が、来県者接待をする職員が多い県庁近くにあると、相場が決まっておる。
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<この投稿に対する主な反応>
O.M氏 フォースと共にあらんことを!(^^)/
May 30, 2013  34イイネ!
【酒場の情報収集】
いやはや、昨日立ち寄った大分県庁裏の郷土料理店は素晴らしかったです。
関サバ関アジなどの郷土料理フルコースが3000円代からあり、麦焼酎のラインナップも半端ないですな。
入る前の予想通り、自治体関係者と思しき人々多く、隣では何とかコンソーシアムの話をしているし、「産業振興で清算しといて」という声が聞こえたり。
「お待たせしたので」ということで、焼酎一杯が無料になり、パーフェクトな対応。
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飾ってあるお酒も半端なく、ニッカのピュアモルトとか、廃番になった未開封ものがあったり。
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最後の写真の謎の金属のプレートなんて、今の人たちこれがなんなのか分かるんでしょうかねぇ?
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酒場の情報収集は見事成功ということで。
そして、これまた一人で来たのを後悔。。。
大分にお立ち寄りの際は、郷土料理のお店「こつこつ菴」さま、オススメです。
(次回に続く)
<この投稿に対する主な反応>
Y.H氏 金属のプレートは栓抜きですよね。むかーしの客車には必ずついていました。
Takeru Kasama >Hさま と最初私も思ったのですが、金属製の灰皿を取り付けるための金具だそうで(今は普通の灰皿が提供される)。
<追記&解説>
佐賀関に入る前日に大分市内入り。たまたま立ち寄ったお店でしたが、後に大分地域では非常に有名なお店だったことが分かりました、。
「関サバ関アジ」は、地域団体商標制度ができる前に日本で初めて「地域名+素材」で商標が取れたことで有名で、むしろこれをきっかけに、今では500を超える地域団体商標が始まったともいえます。
「認定シールで産地保証」の原点。

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有名な「関サバ関アジシール」。冷蔵ケースの中身が見えないほど貼りまくり。何もここまでしなくても。

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関アジの刺身で1700円也。ちなみに銀座の某大分県系和食屋では、ほぼ同じ内容が4,000という。北仙台の養老乃瀧ならただのサバの刺身が480円です。

とにかく一見リア充ぶりをFacebookで投稿しまくっていますが、かつて自転車で仙台から九州までテント野宿で一人旅をした孤独なカサマも、さすがに三十を越えたらさびしがり屋になり、終始「一人で来たのを後悔」を連発しているのが実に印象的なこの前後数日の投稿群なのでした。

次回、佐賀関漁港にて実際に取材に入ります。

この記事を書いた人

笠間 建

笠間建 (コミューナ・トランスレーション・デザイン有限責任事業組合)

事業連携担当。
プロジェクトエンジニアを僭称(?)中。PEは本来は工場オペレーション用語ですが、調査分析・事業企画・計画・実行など、プロジェクト全般を広義に「エンジニアリング」してきたキャリアパスで、他に良い表現が見つからないので。2008年9月から2010年8月まで、社会人学生として東京で貧乏大学院生生活を送っていましたが、2010年9月に無事修了して仙台に戻ってきました。
趣味は自転車、旅行、写真。

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