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カナメモ(仮)

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2011年12月のアーカイブ

西方見聞録 番外編「セビージャで宗教絵画」

 

セビージャの美術館はすごい!

この土地はバロックの時代(17世紀)2人の素晴らしい画家を

輩出したからです。

 

◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇
 

las meninas.jpg

ひとりはディエゴ・ベラスケス。

マドリーのプラド美術館所蔵の「ラス・メニーナス(女官たち)」は

見たことある方は多いはず。

プラドにはいつも通っていましたが、

いつもこの絵の前には、

日本人ツアー客のかたまりかドイツ人ツアー客のかたまりが

占拠していました……。ざんねん。

 

◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇

もうひとりはバルトロメ・ムリーリョ。

…………

言葉になりません。

 

 

 

 

inmaculada de el escorial.jpgこれとか…(?無原罪の御宿り? マドリー:プラド美術館所蔵)

 

anunciaion.jpg

これとか…(?受胎告知?セビージャ:セビージャ美術館所蔵)

 

 

ほぅ……???

 

◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇・*・◇

 

見に行かなければいけませんよ ヾ(*´∀)

前回ご紹介のセビージャ市街からバスで南に下ること約30分。

わたしが訪ねたときは、ちょうどシエスタ(お昼休み)の真っただ中の

ひどく暑苦しい昼下がりで、

人っ子ひとり歩いていませんでした。

 

なにも太陽さんさんの中歩き回らなくても…

と思うわけですが、

このタイミングしかなかったんですね。

 

支倉常長像.jpg

なぜこんな村まで来たかというと、

ここは400年前に支倉常長の一団が

サン・フアン・バウティスタ号に乗ってやってきたのです。

グアダルキビル川のほとりには、

佐藤忠良作の「支倉常長像」がたっているのです。

イタリアのローマ郊外、メキシコのアカプルコにも

同じ像があるそうですね。

 

ここで船をおりて日本に戻らなかった船員も多く、

彼らは“ハポン”(Japón 日本の意)という姓を名乗ったそうです。

この土地は今でもハポンさんが多く、

遠―――く我われ仙台人の親戚かも…???

 

次回は番外編、セビージャの美術についてのおはなしです。

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