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黒ひげのモノローグ

口・健康・食・旅、歯科医のひとりごと

AIとの共存

AIという言葉は数年前から騒がれていますが、最近特に新聞や報道で触れる機会が多くなったように思います。スマホなどはまさにAIにコントロールされている端末機で、Googleやアマゾンなどビッグデータを運用したものが、我々日常生活になくてはならないものになってきています。医療でもAIが少しずつ研究段階で導入され、画像解析などから実際の我々の医療に入ってくるのは直近に迫っているのが現状です。

浜口倫太郎のAI崩壊を読みました。映画も公開されているようですね。10年後の日本。医療システムの中枢にAIが導入され、日本の医療がAIにより円滑に安全に正確に運用されている。ある天才科学者が妻の病気を治すために開発したAI「のぞみ」。それが外部から誰かに操作され、暴走して人を助けるのではなく、人を傷つけてしまうAIになってしまうという物語です。必要とされる人間は残り、必要とされない人間は抹消される。怖いですね。

AIはディープラーニングを繰り返し、どんどん進化していきます。最後は人の心も理解するようになる。AIは、我々人間にとっては有益なツールとなります。我々の仕事で無駄に時間を費やしているところをAIがカバーしてくれると思います。また人間のミスをチェックしてくれるようになります。AIが進化すると医師はいらなくなるのかとクエスチョンが立てられますがそれはないでしょう。どんなに優れても最後に判断するのは医師の役目です。そうしてより安心安全の医療体制が構築されていくのではないでしょうか。誰もがそう思い願っています。

新型コロナウイルス に対してもAIが活用されています。誰しもが人類の科学がウイルスを抑え込むと願っています。今のところウイルスが優位に立っているようです。まさに我々の科学をあざ笑っているかのように。人類の科学、そしてその最先端の一端がAIが、共に協調し新型コロナウイルス をデープラーニングすることで、打ち勝ちって欲しいと願います。大事なことは我々一人一人が負けないで頑張ることです。このようなとき離れていても人と人のつながりの力が重要だと思います。

当院の前にあるシダレ桜です。今年も綺麗に咲きました。

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この記事を書いた人

柏崎 潤

柏崎 潤(旭ヶ丘ジュン歯科 )

歯科医師
美味しく食べること、体とお口の健康から地域歯科医療に努める
睡眠時無呼吸症候群の治療にも携わる

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