あけまして おめでとうございますm(_ _)m
ブログの当番が、まいどまいど後ろのほうなので、
毎年ご挨拶が遅れる針生です。
今年もよろしくお願いいたします。
さて。
お正月にテレビを見ていたら、一人のアメリカ人が紹介されていました。
名前は「アレックス・カー」。
東洋文化研究者として京都の亀岡に居を置きながら
古民家の再生なども行っています。
この方の著作で「美しき日本の残像」という本があります。
(ちなみに私は数年間もこの本の存在を知りつつ、まだ読んでいないという…)
むかし日本にあった豊かな自然は失われ、
田んぼや畑に突如現れる看板や山の中に立っている鉄塔など
いろいろなもので景観が失われていることを嘆いています。
お正月にテレビで見たときもそんなお話をしていたのですが、
それと一緒に紹介されていたのが彼の取り組み。
住まいのある京都亀岡や祖谷峡、十津川、新庄などで
再生させた古民家に宿泊体験をしてもらう地域プロジェクトを行っているようです。
再生させた古民家は見た目昔ながらの、
板間で囲炉裏があって…という家なのですが、
作りはちゃんと今の技術を駆使して
寒くないように、快適にしてありました。
「昔ながら」にこだわることも時に大事だけど、
新しい技術と融合して、
この先もっと大事に使われていくことのほうが大事。
というようなことを言っていました。
まったくその通りだと思います。
日本人よりも日本を大事に思ってる。
大事なふるさと、
われわれもそんな想いをもっと深めないといけないなーと思いました。
※画像は祖谷峡のかずら橋。