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四方山雑記帳

東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし

2011年7月のアーカイブ

 土曜日午前の博多駅チカは、思ったより人出少なく、覆面調査には
少々難しい条件。
ましてケンくん、携帯だのデジカメだの被災地モードで腰から下げて
歩くので、不自然な事このうえない。
 
おおっ。
過敏に反応しているのは、愛らしいトマトのアイキャッチ。店に入れば、
どーぞお一つの誘いに既に頬ばっている不自然君。意外に出張客然
としています。
イチゴ大福のミニトマト版?無理にトマトを和菓子にせずとも、と一
頂戴すると、なかなかどーして佳いお味。
 
結局4箱買い求め、宅配頼むと、
会員になると送料おトクを断り、2500円の買物に送料1500円ながら、
周年感謝の小箱入りモナカに、お買上げ1000円ごとに300円の商品
券まで頂戴し、実質1000円の儲かり気分。
全員揃っての大きな挨拶に見送られながら、偶然だけどトクしたねー。
 
甘みはさておき、やっぱり福岡来たら明太子ですよ。
その通り!一番奥にある椒房庵に到着。まずは茅の舎天然だしを
み比べ、調味料を嘗め、珍味を試食していると、さりげなくずっと、
静かな笑顔で一人の販売員さんが付きっきり。
これも宅配ね。仙台まで。
仙台ですか!それは遥々ありがとうございます。
楚々と伝票に記入し、商品を詰め合わせの最中、アチラの御席で
お茶一服。
 
お待たせいたしました。お会計でございます。
あれ、2箱送るのに安いね。
はい、岩手・宮城・福島への配送は、社長の一声で送料を頂戴して
おりません。
何という感激。売りにするわけでなし、よーく見ればレジ横に小さな
POP。阪神淡路の時、百貨店にいた私はそんなこと思いつきもしま
せんでした。
 
店出るや、こちらは全員揃って静かに深々御礼。最近、モノ買って
御礼された記憶が薄い我々には、明るい店内・全員笑顔・揃って
挨拶で、都市の文化度まで感じてしまいます。
羽田で落とした名刺入れも戻って、オマケの感激。
実に日本はステキです。
 
※画像と本文は関係ありません。

 DSCF4897.JPG

この記事を書いた人

大志田 典明

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