メンバーズブログ

じょうほうのツボ!

情報制作に係る新しい「こと」、変わった「もの」を紹介していきます。

トップレベルドメイン(TLD)

今年も早いもので最後のブログ更新となりました。振り返って大きなトピックスは何かなと考えましたが、来年からドメインネームが新しい枠組みで運用されますので、お知らせしたいと思います。

ドメインはインターネット上の住所のようなもので、仙台エリアマーク事業協同組合は「areamark.jp」がドメインになります。ドメインの中でセカンドレベルドメイン(SLD)は利用者が自由に申請できます。「areamark」がSLDです。

 

domain.jpg

 

一方、アドレスの一番最後に付く「.jp」「.com」「.net」「.org」などはトップレベルドメイン(TLD)と言います。TLDの中で国別トップレベルドメイン(ccTLD:カントリーコードTLD)にあたる「.jp」(日本)、「.us」(アメリカ)などは変更ありませんが、一般利用を目的としたgTLD(ジェネリックTLD)が来年から大きく増えます。

gTLDは「.com」(商用)「.net」(ネットワーク)「.org」(非営利団体)の3種類から始まり、「.info」(情報提供「.name」(名前)「.biz」(ビジネス)などが増え現在22種類となっていました。

ICANN(IPアドレスやドメインを管理する機関)で2011年度から始まった新gTLDプログラムでは、一部事業者に限定されていたトップレベルドメインの申請が、一定以上の管理運営能力の基準を満たす希望者に解放されることになりました。
申請費用は約2000万程度かかるといわれていますが、それでも今年6月までに企業や団体などから約2,000件の申請があり、社名やブランド名、地名などの文字列を用いた新ドメイン候補が管理運営能力などの厳しい審査を経て来年から運用されることになります。

地名の文字列を用いたドメインでは、「.tokyo」「.nagoya」などが春頃から使えるようになるようです。企業でも「.canon」「.hitachi」「.toyota」などの申請があるようですが、自衛の目的で商標などの文字列を申請している企業もあるようです。

来年はこのTLDにも注目してください。
 

この記事を書いた人

木島 博章(ハリウコミュニケーションズ株式会社)

情報制作担当。
情報資源の有効的活用方法を模索し、Webなどデジタル媒体から印刷物まで幅広く手がける。

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