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じょうほうのツボ!

情報制作に係る新しい「こと」、変わった「もの」を紹介していきます。

2013年3月のアーカイブ

先日、担当している大学の先生と話をしていて蛍光マーカーの話になりました。

私は見ていなかったのですが、3/16にテレビ朝日系列で放送された「お願い!!ランキング」(第1回最新文房具総選挙)の筆記用部部門で1位になったステッドラー社テキストサーファーゲル(STAEDTLER Textsurfer gel)という蛍光マーカーがあります。

この蛍光マーカーは先生も私も使っていて、少し話が盛り上がりましたので紹介したいと思います。

 

ステッドラー社はドイツの文具メーカーですが、(確か)2009年頃に発売して人気を博しているのがテキストサーファーゲルです。

普通の蛍光マーカーと何が違うかというと、インク(液体)ではなくゲル(固形)だということです。経験があるかもしれませんが、蛍光ペンはラインを引くと、薄い紙では裏移りをしてしまいますが、このテキストサーファーゲルは固形なので裏移りがありません。
特筆したいのは書き味がとても滑らかな点です。(表現し難いですが、滑る感じで面白いように軽くラインが引けます)

また液体ペンではラインを引くたびに(乾燥しないように)いちいちキャップを締めると思いますが、ゲルタイプでは2~3日キャップを開けたままでも大丈夫ということで、本を読みながら一日中ペンを片手にラインを引きまくるということができるわけです。

使っていて難点を上げるとするとフェルトタイプのペン先に比べ、ペン先が均一ではないので角をシャープにラインを引くことができません。

それでもこの書き味は癖になりますので、気になった方はぜひ一度使ってみて頂きたいと思います。

DSC_0106.JPG

 

テキストサーファーゲル(STAEDTLER Textsurfer gel)

¥157/本(本体価格 ¥150)
●単色3色(イエロー、ピンク、オレンジ) ●材質:[ボディ]PP、[キャップ]PP ●サイズ:W137×φ12mm ●重量:13.5g

先日「3.11震災伝承研究会」が主催する震災遺構に関するシンポジウムに参加をいたしました。

「3.11震災伝承研究会」は県内の学識者などでつくる研究会で、私は当日配布をしたパンフレット制作のお手伝いをさせて頂きました。

2013_03_02_17_18_20.jpg

「震災遺構」という言葉は新聞などで目にしていましたが、個人的には被害にあった建物というイメージしかありませんでした。
「3.11震災伝承研究会」では100年後の子供たちのために次のように震災遺構を定義し、遺構の重要性を考えるきっかけ作りになるような活動を行っています。

・大津波の脅威を伝える
 (転倒建造物、被災家屋、破壊された防波堤、打ち上げられた船、地盤沈下、津波湾、河川遡上痕跡、住宅基礎、避難場所、等)

・慰霊の場として
 (多数の方々が亡くなった場所や建物、仮埋葬地、等)

・そこにあった生活の記憶
 (住宅地の基礎、学校等の建物、神社仏閣あと、等)

・震災に負けなった希望のしるし
 (残った建造物、像、樹木、祠、等)

シンポジウムでは被災した女川第一中学校の生徒2名が社会科で行った津波対策として「絆を深める」、「高台へ避難できる町づくり」、「津波を記録に残す」という3つの対策を発表し、記録に残す方法としては、「津波到達点に石碑を建てる」、「小中学生向けの教科書を作る」、「倒壊ビルの保存」を行いたいと話していました。

まもなく震災から2年が経ちますが、親戚が被災し石巻、女川へ何度も足を運んでいる私でも、恥ずかしながら震災遺構の保存や撤去について深く考えたことがなく、今回のシンポジウムで改めて時間的な制約と合意形成の難しさを感じました。
 

3.11震災伝承研究会HP

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