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じょうほうのツボ!

情報制作に係る新しい「こと」、変わった「もの」を紹介していきます。

「紅葉狩り」(八幡平アスピーテライン)

10月の三連休に紅葉が始まったばかりの八幡平へ紅葉狩り行きました。

八幡平アスピーテラインはご存知でしょうか?
アスピーテラインは八幡平温泉と秋田県のトロコ温泉をつなぐ約27kmの道路でアオモリトドマツの樹海や岩手山、高山植物の群生など、雄大な風景が見られます。(11月上旬~4月下旬の冬季は通行止)
「アスピーテ」とは楯状火山(傾斜のゆるい底面積の広い火山体)のことで奥羽山脈北部の山群は楯状火山跡だそうです。

今回は安比の温泉に宿泊し、岩手県側からアスピーテラインへ向かいました。
まだ紅葉が始まったばかりと聞いていましたが、岩手山を望む神秘的な光景と雄大な姿は絶景でした。

ただ、この連休に「紅葉狩り」を考えていた人は予想以上に多かったようで、山頂に近づくにつれ車が動かなくなり・・・抜けるのに4時間近くかかってしまいました。

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ところで、「紅葉狩り」という言葉は雰囲気がありますが、独特な言い回しですね。「狩り」の語源は、獣を捕まえることですが、野鳥や小動物を捕まえる意味に広がり、さらに果物などを採る意味にも使われるようになったそうです。
果物などを採る意味では、現在でも「いちご狩り」や「ぶどう狩り」などに使われています。
「狩り」が草花を眺める意味になった由来ははっきりしないようですが、狩猟をしない貴族が現れ、自然を愛でることを狩りに例えたという説が一般的です。平安時代から「紅葉狩り」をしていたそうなので、やはりその頃なのでしょう。

紅葉が鮮やかになるには、「昼夜の温度差が激しいこと」、「適度の湿度があること」、「紫外線が強いこと」、「夏の日照時間が長く気温が高いこと」などが要素だそうです。

今年は猛暑に苦しみましたが、色良く紅葉している木々たちを見て自然のダイナミズムを感じました。
 

この記事を書いた人

木島 博章(ハリウコミュニケーションズ株式会社)

情報制作担当。
情報資源の有効的活用方法を模索し、Webなどデジタル媒体から印刷物まで幅広く手がける。

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