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仙台・宮城のうまいもの&直売所めぐり

人と地域を結ぶ連携担当。まちなか情報特派員とともに、地域資源調査やモニター調査・モニターツアー・広報活動を担当しています。

「ういろう」と「外郎」

 先日、神奈川県の小田原に行く機会がありました。そこでご挨拶をさせていただいた「外郎」さんは、「ういろう」さんと読むのだそうで、600年以上続いているおうちなのだそうです。2年ほど前に、25代目の「外郎武」さんが「藤右衛門」を襲名。「外郎藤右衛門」さんとなりました。

 というお話しを伺ったあとに、まちなかを散策していると「ういろう」の文字が目に入りました。店内に入ると「ういろう」が並んでいました。やはりお菓子の「ういろう」からきているお名前なのか、と思いきや、和菓子売り場の奥に、調剤室が!?

 「外郎」さんのご先祖には医術に詳しい方がいて薬品もつくっておられたそうで、いまでも「ういろう」というお薬は店頭で販売されているようです。そして、「お菓子のういろう」もご先祖が接待のたろにつくられたそうで、現在でも、お薬とお菓子のういろうの両方をつくておられるそうです。そして、25代目の「外郎」さんは観光に関する仕事もしているというマルチな方です。

 店頭のお菓子のういろうを横目に見ながら店内を進み、調剤室の表示を見ながらまた少し奥に進むと、喫茶コーナーがあり、和菓子でほっと一息つくことができます。

 この不思議な店内に驚きつつ、いただいた和菓子は上品でおだやかな甘みを感じるものでした。600年以上の歴史あるお店があるって、小田原はスゴイところです。

「ういろう」さんのご紹介 → http://www.uirou.co.jp/uiro.html

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この記事を書いた人

稲葉 雅子

稲葉 雅子(株式会社ゆいネット)

人と地域を結ぶ連携担当。まちなか情報特派員とともに、地域資源調査やモニター調査・モニターツアー・広報活動を担当しています。

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