仙台市民はあまり知らないようですが、最近全国で見られるようになった二本の「ポール」を使った歩行法「ノルディックウォーキング」の普及拠点は仙台にあり、おそらく国内では最も活発な活動がされています。
このノルディックウィーキング、見た目以上にかなり運動生理学的に効果の高い運動で、全身の90%以上の筋肉を使い、かつ通常歩行より20%程度エネルギー消費量が高く、そんな激しい運動くせに運動中は何故か会話もできちゃうという、侮りがたい運動なのです。
今回、仙台市内の高級住宅街である泉パークタウンにて、ロイヤルパークホテルを拠点に歩くという、史上初のセレブ・ノルディックウォーキング・イベントが開催されたのでした。
【北欧型】
昨日11月30日に「リフレッシュ・ノルディック ウオーキング」を泉パークタウン界隈で実施ッ!
ロイヤルパークホテルを出発し、泉パークタウンと隣接する農村風景を堪能し、ランチはロイヤルパークホテルのバイキング。しかも講師はソルトレイクシティ・オリンピックで活躍された工藤博さんという贅沢プログラムが、なんと2500円。
仙台市の委託事業の一環とはいえ、これは格安。。
会場周辺は子供の頃からウロウロし、母校宮城大学もある「勝手知ったる地」。
しかしこの歳になって、この地が三菱地所が総力をかけて40年以上の歳月をかけて作ろうとした「理想の住宅街」の具現化と、改めてこの地域を歩いて(撮影して)感じた次第。
もっとも、独り身の私には一生住むことのない街やもしれませぬが。。。
HAHAHA!
宮城大学の西側、白百合学園の北側に位置する農道ですが、宮城大学出身の笠間もこの風景は今回初めて見た次第。
パークタウンという現代的な住宅地と、すぐ近くの農村というのはまさに「別世界」で、物理的にアクセスしにくかったのですが、いつの間にか普通に歩いていけるように。
散歩好きにはたまりませんな。
白百合学園と紫山の間を通る道路です。
後ろに見えるのは通称「とんがりタワー」。
これが建造されたのは笠間が確か中学生時代(1990年前後)だったと記憶。パークタウンの南側の丘陵地である南中山から、光り輝くとんがりタワーを望みながら、「うちの近くのシンボルタワーが『仙台大観音』なのに、同時期にできたパークタウンはなんとセンスの良いことよ」と、一人嘆息していたものです。
今回の参加者の年齢層は20代後半から30代の男女と、かなり若い集団でしたので、結構なペースで進みます。
パークタウンから徒歩10分程度で、典型的な東北の風光明媚な農村地域に突入。
「引き」の写真もあり、これがまた美しい感じでしたが、諸事情に より今回割愛。
ロイヤルパークホテルに到着。
ダイヤモンド社のホテルランキングで確か10位以内に入ったこともある、かなり品位の高いホテルで、当日も結婚式で馬車が出動しておりました。
宮城大学の卒業記念パーティーはここで挙行され、支配人に「皆さま、結婚する際はぜひともロイヤルパークホテルで!」と言われたのを覚えておりますが、夢破レタリ。
まさかのロイヤルパークで、運動着着たままランチバイキング。
参加した某事業団のY女史は二日酔いでの参加でしたが、二時間以上歩いて昼には完全回復で昼食をモリモリ。
こ、これが若さか・・・。
某事業団N氏、満面の笑みでスキッピング。
やるね!
<追記&解説>
実はカサマはノルディックウォーキングのアドバンスインストラクターという上位のインストラクターであり、プロジェクトエンジニアとしてのキャリアは、事実上このプロジェクトも深くかかわっている「仙台フィンランド健康福祉センタープロジェクト」から始まっているため、ノルディックウォーキングとは浅からぬ因縁があります。
産学官連携ジャーナル 「健康サービス『ノルディックウォーキングプロジェクト』 ~日本ノルディックフィットネス協会の取り組み~ 」
都市型・郊外型・農村型など、様々な地域要素が狭い地域に共存している仙台は、様々な社会実験やテストマーケティングに非常に適していると言えます。
こんな様々な新しいことにチャレンジできる仙台。
工藤インストラクターは「次は婚活ノルディックウォーキングだ!」と息巻いておりましたので、関係各位はぜひとも期待してお待ちいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。