今夏は酷暑に豪雨。
昨冬は一面雪に埋まって、それは大変でした。
閑としたカウンター越しに、女将が菊姫を注いでくれます。
今宵の相伴は、百年料亭の主人・セイ兄。
仄かなひね香と苦旨さが、先付けの金時草に合いますね。
熊本の水前寺菜とこれは、全くもって葉物の双璧。
さぁ、何から召し上がりましょう?
残暑とはいえ昼は34℃の夜。
他に客人もなく、熱々の鍋にたっぷりと用意された種が花のよう。
では、全部頂戴します。
あらら、ご無理なさらず。
いや是非。
わたくし的には、一に車麩、二にふかし、三に赤巻き。
殿・豪商の食あれば巷の美味も続く四百年の街。
創業と守成いずれが難きやなれど、地域文化はサスティナビリティの価値ですね。
※四はバイ貝、五は卵焼き。二人でぺろりの旨さ。
四方山雑記帳
東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし
金沢おでん
この記事を書いた人
大志田 典明(ブレイントラスト&カンパニー株式会社)
マーケティングプロデューサー。
東北地域の中小企業支援をライフワークに、農・商・工の各分野で強い地域ブランドづくりに努める。
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