親方とサオリは、ある日突然出会い、
共に料理人だった二人は、当たり前のように店を出しました。
その名も「職人二人」。
寒ブリ 甘エビ 白バイ などなど産地漁港名を付して並ぶ品
書きは、お造りorカルパッチョと書いてある。
めくれば天ぷらかアヒージョで、って奨めてる。
ずずいとめくると、北陸銘酒と並んでスプマンテやカヴァがある。
〆の御食事は、握りかパスタかお好きな方、または半分づつ
両方でも可、だって!
シェフでソムリエールのサオリーナが、乾杯のフェラーリを注い
でくれると、調理士で鮨職人の親方が附出しを持ってくる。
うまい。
うに、松茸、モッツァレラ?、オリーブ!
でもフランじゃない。しっかりした出汁が佳味な茶碗蒸です。
熱々の山海宝箱。
地方にしかない・しかできない、素敵なお店。
骨だけになった金目のアクアパッツァに白メシ頂戴し、残りス
ープでまぜご飯。
閑散としたマチナカに、満席のバルの賑わいは、
小さくてもオンリーワンでナンバーワンの心地良さです。
先進性より独自性が、地域の元気商店のキーワードですね。
※もし福井に行くなら、ぜひコレで一献ください。
四方山雑記帳
東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし
Chao! リーナ
この記事を書いた人
大志田 典明(ブレイントラスト&カンパニー株式会社)
マーケティングプロデューサー。
東北地域の中小企業支援をライフワークに、農・商・工の各分野で強い地域ブランドづくりに努める。
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