焼き鳥屋に行きましょう。
いつもの会議後、今夜は久しぶりに嬉しい街場呑みです。
10年前に立ち寄って以来、ひょっこり同じ所に残っていたのを
発見したサイトー常務が、ほぼ毎週止まり木の店。
すばらしくクリーミーな泡立ちの生ビールは、手入れも注ぎ方
余りに美味しいドラフトマイスターのお母さん。
ナマはどこでも一緒、じゃないね。
附出二品のスジ煮込とポテトサラダでジョッキ三杯、ようやく
クシに辿りつたら、おおっ凄い 。
肉は鶏、レバは豚、シロは牛。いずれも旨い!
が、焼き鳥じゃないよね。
うちは串焼き屋ですから。
若い親方が汗かきかき、クシ回し回しながら真面目に応える。
外には焼き鳥の看板。
先代の親父さんが倒れ、エリート学生だった息子が一流企業
を辞退して、当たり前のように店を継いだ。
先代のタレと煮込みを伝承、焼き物はリエンジニアリングです。
その企業に入社した、常務の部下が遅れて登場。
コイツとは比べ物にならないぐらい僕は不出来なんですけど。
常務曰く補欠当選の彼は、親友親方とカウンター越しに同期の
乾杯。
就職だけじゃない生き方。
創業・起業だけではなく、世代承継も街の味わいには大切です。
※ホントはエンジニアの親方。0.3mmに薄切りされた三枚肉が
まるで衣のようにカリっと巻き込んだ野菜串。あまりの旨さに
もう一口行くのがはばかれマス。
四方山雑記帳
東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし
親方はエンジニア
この記事を書いた人
大志田 典明(ブレイントラスト&カンパニー株式会社)
マーケティングプロデューサー。
東北地域の中小企業支援をライフワークに、農・商・工の各分野で強い地域ブランドづくりに努める。
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