今日はオカズがないから、コレで我慢してね。
近頃は、それが惣菜屋さんで買った唐揚だったり、本当にオカズなくても
ツナ缶(サバ缶じゃない)だったりらしいが、あたしンち的には豪華だねぇ。
昭和の子供たちは、毎日菜っ葉とみそ汁とメザシだったような気もします。
その子供たちがメタボたちの今、デザイナーのイガ氏はあと1gで夢のXX
kg台に痩せる!と、多少スリムになったお顔をゆるめながらマグロカツと
蟹クリームコロッケとハンブルグ風ハンバーグを頬張る。もちろん私も。
こんなオカズ、子供の頃なら大御馳走。この一人前で昔は一家分だよね。
だから太るわけです。そんなに食べなきゃイイじゃない、と特派員のイナ
さんは呆れ顔。
でもウマイよ。何しろ赤井さんのハンバーグは、通販人気全国2位なり。
とたんにイナさん、自分もハンバーグ注文しつつ、でもウチめしを質素に
しないと外食人種はメタ化すると力説。
それなら、週末は茹でうどんをサバ缶納豆でいただくのはでどうでしょう?
イガ・イナ揃って豆鉄砲。
山形では昔から食べてます、の話にイガ氏大受け。
意外に神妙なイナさん。曰く、
栃木では、昔からトコロテンをオカズに食べてました。ウチだけかなー?
しかも、箸一本ですくうのがマナーらしい。
京都に行ったとき、トコロテンを頼んだらオスどすか・ミスドすかと聞かれ、
オスって何?ミスドで作っているの?と訳わからず、見せてもらったら、
お酢どすか・ミツどすか。
ええっ!トコロテンに蜜?オカズに黒蜜はないよねー、の一言に逆爆笑
されたそうな。
今日はオカズがないからね、と御飯にトコロテンが出てきたら、オカズが
出るまで待つ人と、黙ってオカズにして食べる人がいる訳ですね。
所かわれば品かわる。
栗毛を巻上げて塗箸で髪を留めるインターンのアンは、ハシ, オシャレ。
トムの日本土産は、ダルマ, カッコイイ。
ヘンこそ多様性・新市場の芽かもしれません。
※画像は本文と関係ありません
四方山雑記帳
東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし
オスどすか・ミツどすか?
この記事を書いた人
大志田 典明(ブレイントラスト&カンパニー株式会社)
マーケティングプロデューサー。
東北地域の中小企業支援をライフワークに、農・商・工の各分野で強い地域ブランドづくりに努める。
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