釜石研修無事終了。
なかなか、機会がないと訪問できない場所でしたので、
色々と勉強になりました。
「せっかく来たのだし、次にいつ機会があるかわからない!」と、
一人で釜石大観音を訪問してきましたので、
行けなかった方々に、その道中含めてご報告。
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釜石駅前から、車で10分弱。
ナビに従って、近くの無料駐車場へ到着すると、
大観音の後ろ姿が見えました。
ここから歩いて登っていくようです。
もう少し、観音様に近い場所にも駐車場があるようでしたが、
そちらは、有料とのことなので、覚悟を決めて歩くことに。
案内に従って、歩くと、山門前の階段に出ました。
ここで、後ろを振り返ると・・・・
どうやら、メインの参道の仲見世通りのようですが、
全てのシャッターが下りており、そもそも、繁忙期だけでも営業しているのかどうか。
見るものもないので、とにかく山門をくぐり参道を登っていきます。
すると、入場ゲートが。
ここで、入山拝観料500円(大人・個人)を払って、進みます。
まだ、続く参道。突き当りに、何か見えます。
おお、ここからは、エスカレーターで一気に登れるのか!
でも「エスカレーターご利用後 境内まで約3分」というのが、ちょっと不安。
とにもかくにも、江ノ島の「エスカー」のように別料金を取られるわけではないので、
エスカレーターへ。
結構、長い。
このエスカレーターを登りきると、
駐車場から見えていた後ろ姿が、大きくなって再登場。
横を見ると、釜石の駅前や街中では、あまり感じられなかった、
港町っぽい海も見えます。
結局、一気に観音様の足元に到達するわけではないのか、と思いつつ、
もう一息、と登っていくと、やっと岬の頂上に到達!
目の前には、かなり開けた眺望が。
そして、振り返れば・・・・ドーンと、大観音。
釜石大観音は、1970年(昭和52年)4月8日に落慶した、
高さ48.5mの鉄筋コンクリート製の観音像です。
海洋の安全、海難者・戦争犠牲者の供養、そして世界平和を祈念して
建立されたそうです。
上の写真では見切れてますが、観音様の足元には、
お土産物屋と食堂が入っていました。
お土産物屋の名前は「KANNONSHOP FUDARAKU」。
他に誰もいなかったので、一人で入る勇気が出ませんでした。
さぁ、いよいよ、観音様の胎内に。
入ると、正面には黄金の観音様が。
・・・ですが、ここから先は、写真撮影は了解してもらえましたが、
Webでの公開は不可とのことでしたので、UPは差し控えます。
見たい人は、私にご連絡を。
もしくは、ぜひ、自力でご訪問ください。
内部は、1階に事務室等があり、
2階には、拝殿、寺院寮、万体仏が、
3階には、ぐるりと三十三観音が並んでいます。
これより上は、らせん階段が続き、
観音様の腕の上にあたる展望台までは、
1階からで、およそ200段。
月曜日の朝一番での訪問になりましたので、
当然のことながら、ほとんど人はいませんでしたが、
唯一、階段の途中で一組のご夫婦と遭遇。
「まだ、結構ありますか?」と尋ねると、
「あります!」ときっぱり教えていただき、
ヒーヒー言いながら、登ってきました。
展望台からは、このような景色が。
あの、ギネスブックに掲載された防波堤も見えます。
岬に囲まれた釜石が、良港であるのもわかる眺望です。
登ったら当然降りなくてはいけないので、
足をガクガクいわせながら、下まで降りてきました。
観音様の足元には、日本初の日本製海図である釜石港の図や
「恋人の聖地」なる、こんなモニュメントもあります。
桂由美だし。
時間があれば、もっと色々と探索したところですが、
ひとまずのご紹介は以上です。
なお、この釜石大観音、「魚籃観音」(ぎょらんかんのん)という
お魚を抱いた珍しい観音様なのですが、
そのお魚は「ブリ」なんだそうです。
かつての三陸では、ブリが多く水揚げされていたのだとか。