2020年5月26日。
本日より、やっと、全国で緊急事態宣言 解除!
でも、これで、すぐに自粛生活おさらば、とはならず、
「新しい生活様式」という、不自由さに、
もうしばらくは我慢して、皆で頑張っていくしかありません。
かつての日常に戻るのは、まだ先。
この2か月以上、外食も旅行もレジャーもすべて我慢し、
週に1度の買い物以外は、会社と自宅を往復の日々。
そんな中。
前回ブログの桜の紹介の時に、
広瀬川沿いで広瀬橋から少し南東に歩いたところにある、
「旅立稲荷神社」という、こじんまりとした神社にも寄りました。
神社の名称に「旅」の文字が入っているのは、
ここぐらいじゃないか、と思うぐらい珍しい神社名ですが、
かの伊達政宗公が、青葉山に築城後、
最初の参勤交代で江戸に旅立つときに、この神社にお参りし、
その後、無事に仙台まで戻ってこられた、そのお礼として、
「旅立大明神」の社号を奉ったとの故事があり、
これに由来して昭和34年に改名したとか。
って、結局、この名称は昭和生まれ、なんですね。
それまでは、明治に改称された
「保食神社」(うけもちじんじゃ)と言う名前でしたので、
確かに、現地に残る石鳥居には、この社名の扁額が残っています。
そもそもは、およそ940年前に、
京都の伏見稲荷神社から御分霊を勧請して、
稲荷神社として建てられたとの事らしいですが。
また、それほど広くない境内にある、
キツネの生首が乗ったような手水鉢も、
なかなかのアクセントになってます。
コロナ終息したら、ここにお参りして、
とにかく自由な、「旅」に出たいよう~!!
近所にあるのに、
いつもの通勤・通学・買い物・散歩のコースから外れていて、
名前だけは聞いたことがあるけど、寄ったことのない小さな神社。
こんな時こそ、コロナ完全終息の祈願も含めて、
ちょっと散歩するのも良いのではないでしょうか。
神社大好きな私としては、例によって、
ここの由来とか、祀られているカミサマとかの話を、
とも思ったのですが、
すでにネット上で、結構、紹介されていました。
また、まちあるきの「仙台ふららん」さんでも、
ここがコースに入っているツアーを、
あの遠藤さんがガイドで実施するようですが、
すでに満員御礼で募集締め切りだとか。
この神社の場所は、
長町1丁目の駅から、広瀬橋を渡って川沿いに右折、
線路を超えた少し先、徒歩10分位でしょうか。
興味がある方は、お散歩にでも。
境内隣接の民家で、
お守り販売や御朱印対応をしていることも有るとかないとか。