今回は、「錠」の方を掘り下げて・・・・と、前回予告したのですが、
これが、なかなかどうして、掘れなくて弱っています。
なので、掘り下げた話は、次回以降に譲らせていただいて、
今回は、調べているうちにでてきた「錠」がらみのものごとを、小出しに。
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いきなりですが、皆様は下記の写真の「コレ」部分の名称をご存知でしょうか?
特に時計に限らずなのですが、私的には、
「ベルトを通して止めるところ」 とか、
ズボンのベルトならば、
「バックル」 とか、
呼んでいましたが、
「錠」について調べる中で、「コレ」の名称が、日本語では、
「尾錠」(びじょう)
という名前であることを知りました。
「鍵」とセットの「錠」 と 薬の錠剤の「錠」 以外に
第3の「錠」が登場してきたカンジです。
しかも「尾錠」と呼ぶのは、枠状の部分のみで、
ベルトの穴に差し込むことになる真ん中の棒状のものは、
「つく棒」と言うのだそうです。
いったい、「錠」って何なのか、どんどんわからなくなっているのですが、
色々と調べる中でうっすらと出てくる括りとしては、
その文字の旁のとおりで、
「金属で(できたもので)定める(固める・止める・留める)もの」
という大枠です。
「鍵」の「錠」は、
扉等を固定するものですし、
薬の「錠剤」は、
金属金型の「打錠機」というもので固められたものですし、
「尾錠」は、
ベルト等を留める金具ですし。
でも、この括りだけならば、他にも「錠」と呼ばれるものがありそうですよねぇ。
謎は深まるばかりです。
※ちなみに、時計バンドの有名メーカーである「BANBI」さんでは、
「尾錠」ではなく、「美錠」の文字で呼ぶそうです。
他でも「美錠」表記も増えているようでは有りますが。
「尾」よりはきれいだからですかねぇ。