あなたはどこにいましたか。
大切な人と一緒でしたか、それとも一人でしたか。
3・11
その瞬間から、わたしたちの普通ではない生活、
けれど当たり前の今が始まりました。
雪が降ったあの日。
ロウソクで店を開け、帰宅する人たちに暖かい珈琲を出し続けたカフェがありました。
まちなかでおにぎり一個400円に驚いた翌日、
いつも通り一折10000円で握り続けた鮨屋がありました。
余震で再び暗くなった夜。
修理途中の店を諦めてキッチンカーで再出発を決めた料理屋がありました。
そした沢山のシェフが、親方が、街で、浜で、炊き出しを続けました。
あれから10年。
豪雪、震度6の余震、そしてコロナの時代。
そうです、みなさん!今度は飲食店のみなさんにご恩返し。
テイクアウトして飲みましょう、デリバリーして食べましょう。
いつでも、一人でもできる地元の応援。
わたしたちの口福で、仙台を、宮城を、東北を元気にしませんか?
※2011年6月、震災3ケ月後に突貫発行されたフリーマガジン「アクタレイア復興支援特集」。
電気もガソリンも不十分だったあの時、笑顔で営業している仙台・宮城の102店を紹介しています。