重き塩の荷を背負い、険しい海岸路から奥深い山径を超え
谷底に転落しないよう息を揃え牛追い唄。
藩政時代から続く塩の道は、御城下に至る交易の道でありました。
命の道の荷役を担った優しい力持ち、南部牛。
その系譜を受け継ぐ岩手短角牛は絶滅危惧種であり、野生がいない現在、
飼育されなければ途絶えてしまう希少な赤べこです。
それは、全和牛生産量のたった1%の美味。
牛屋のカッキーさん、肉屋のフガネさん、そして料理屋のフィロさんと、
1-2-3のバトンが繋がって本日、ついに登場の見目鮮やかなメイン!
脂汁ではなく、肉汁のジューシーさ。
柔らかく、しかししっかり繊維かみしめる深い旨味。
新東北キュイジーヌに拍手です!
※多分、一度食べたら忘れられない。短角牛の一番美味しい焼き方Filoのステーキ。