それにしても、今年の雪は大変で。
ここもすっかり真綿のようでした。
客人紅一点のホリ君に、若女将が〆張鶴を一献。
行形さんて、ホントに苗字なんですね。
文明開化でみんな苗字を付けることになりましたでしょう、
官吏がコレで良いと、屋号そのまま苗字になったとか。
全国にココだけですね。
此処だけです。けれど、福島から御縁のあった御客人に、
行形と書いてナメカタさんがいらっしゃって、先代様の書き残しに
新潟行形亭のメモを見つけてお越しいただき感激いたしました。
いやはや春の縁。
方や三羽烏は、柳都の黒田節にやんやの喝采。
踊り終えるや芸妓さん、銀行先輩・元役所大先輩に挟まれて
さしつ、さされつ。
次もまた初音だね。
あら嬉しい、けれど実は今月で上がるのです。
聞けば上越の料理人と目出度く祝言とか。
それなら次は宇喜世で夏酒だ。
座敷があれば酒肴あり、主客が揃えば芸が舞う。
古き良き、しかし今や新しき、ニッポンに乾杯!
※初音、有終の黒田節。新潟は行形亭、百年料亭ならではの一席。
四方山雑記帳
東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし
初音の末音
この記事を書いた人
大志田 典明(ブレイントラスト&カンパニー株式会社)
マーケティングプロデューサー。
東北地域の中小企業支援をライフワークに、農・商・工の各分野で強い地域ブランドづくりに努める。
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