およそ行く前は鉄の街、スポーツファンならラグビーの街。
どっこい和山の蕎麦は旨いし、泳ぐホタテも美味しい。
もちろん酒は浜千鳥。
この度、山の幸・海の幸・蔵の華に恵まれた釜石に、
新しい蕎麦処が開店しました。
創業半世紀、蕎麦屋の味をご家庭に。
国産・地粉にだわって、体にやさしい麺づくりを繋いできた
川喜の長男さんが、自ら高原で育てた蕎麦を打ち振舞います。
いつかは店を開いて、地元の人にも来た人にも食べさせたいです。
5年前の震災翌年にポツリと言ったひとことを
着々歩んで、少し遅めの新蕎麦始まる本日好日、霜月吉日
に御披露目となりました。
これはもう、最後の仕事です。
まさか本当に店を出せるとは思いませんでした。
ありがたい、と熱燗一献の先代親父さん。
春先に意を決してからたった半年。
こんな短期間に出来上がったのは、裏方全般に応援した地域産業
育成センターのユタカさんの力添えもあればこそ。
次の半世紀に向け、
小さいけれどサビの利いたフラッグシップが誕生しました。
新しい釜石の地域資源に乾杯!
※川㐂家。旧加工場をリノベーションした製麺屋の食堂は夜呑みもOK。
四方山雑記帳
東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし
釜石2017
この記事を書いた人
大志田 典明(ブレイントラスト&カンパニー株式会社)
マーケティングプロデューサー。
東北地域の中小企業支援をライフワークに、農・商・工の各分野で強い地域ブランドづくりに努める。
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