北寄・蝦蛄・穴子・イクラとくれば亘理。
もちろん鳥の海、荒浜。
見覚えのある大きな看板1枚残して、土台以外なんにもなくなって
しまった銘店あらはま。
震災1年後、仙台まちなかに仮店舗を構え、手狭ながら旨き酒肴
で春夏秋はじめると、次第に客足増えだし、以前は行っても年数
回の仙台連には、いつでもふらりと立ち寄れると評判です。
そうして仮店舗1周年の震災2年後、地元の再建めどが立ち、来年
いよいよ本店復活の朗報が届きました。
ホッキ天つまみに於茂多加で一献の御仁たち、そりゃおめでとうと
言いながら、この店なくなっちゃうのかと残念しきり。
いろいろ考え、悩んだはずの結論は、ここ続けます。
私がやります。
亘理あらはまは親父さん、仙台あらはまは若い親方が、
あの、しみ入る美味さを振る舞うのです。
震災前は1店舗。
もしかすると考えもしなかった仙台出店。
震災で0店舗。
それが、3年後に地元と仙台で2店舗。
包丁二本で創り出す、復興ドキュメントに乾杯です。
※画像と本文は関係ありません。
四方山雑記帳
東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし
a la hama!
この記事を書いた人
大志田 典明(ブレイントラスト&カンパニー株式会社)
マーケティングプロデューサー。
東北地域の中小企業支援をライフワークに、農・商・工の各分野で強い地域ブランドづくりに努める。
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