一見、まちなみが残っているようで、損壊して使えない店構えが並
ぶ塩竈。知る人ぞ集める楽しみ、とっとちゃんスタンプ始め、BOX
ショップ、街の駅と時代に仕掛けてきた商業協同組合も解散です。
組合がなくなっても店は残る。建物が使えなくてもあきんどはいる。
あの日から10ケ月。避難所だった施設の一角に、震災前からの店
主、その後に開業した店主、これから商売したい人が20人集まり
ました。
テーマは再起動力。
自分で出来る・みんなで取組むをX軸に、
店の魅力づくり・街の元気づくりをY軸に、
今年の3.12.は復興塩竈の一日目にと、知恵だし車座集会です。
だんご屋さんがリーダー務める、洋服屋さんと・鮨屋さんと・お弁当
屋さんのチームは、みんなで取組む・街の元気づくりとして「日本一
おっぴさんが元気な街」を考えました。
ばあちゃんのお弁当コンテスト、ばあちゃんのファンションショーなど
やれる・やりたいと、できる・できないは次回に議論。そのまた次回
には、瀬戸物屋さんリーダー、靴屋さんリーダー、酒屋さんリーダー
のチームともども、合計4つの実行プランを披露し合います。
自分の店だけ×モノを売るダケではなく、互いの店の持ち味を出し
合って、地域を盛り上げるのが商人仲間。
組織の組合はなくなりましたが、活動の協働は再起動したのです。
※ 画像は本文と関係ありません。
四方山雑記帳
東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし
塩竈商人の意気込
この記事を書いた人
大志田 典明(ブレイントラスト&カンパニー株式会社)
マーケティングプロデューサー。
東北地域の中小企業支援をライフワークに、農・商・工の各分野で強い地域ブランドづくりに努める。
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