地震後初の福岡は、東京経由のチョット長旅。
久々お供の経営学修士くん(長いので、今後はケンくん)、昼から仄
暗感ただよう羽田をして、
やっぱり東京も景気良くないですね。
いいや、“金曜なのに少ない人出”と言うなら景気感マイナスで正解。
節電で暗いのは、“東京も東日本”(被災地エリアモード)が答えです。
今回は、移動中もオン・ザ・ジョブトレーニングなので、心するよーに。
梅雨の晴れ間の博多は、暑く・すごく人が多く、客も店も、ものスゴク
笑顔が印象的な、もう一つの日本。
この前までは東京も仙台もこうでしたよね。
否。震災後という視点で見すぎると、震災前から違っている部分を
賑わいだけ見て同じだったと思ったり、支援で買われること(共感優
位)と、本質的に買われること(競争優位)を勘違いしてしまいます。
3月10日までは、東日本の店たちが満面の笑みで接客していたか、
3月10日の工場・店舗に出来れば、我が社の商品は他社の競争に
勝って売れていくかなど、復興に向けて再点検すべきポイントを見
落とさないことが重要です。
前を歩くファミリー。子供がふざけて注意するママは韓国語。きかん
坊やは日本語。先行くパパは英語。旅客だけでなく、日常住んでる
る外国人など、店も商品・サービスも多様なニーズに切磋琢磨されて
ソフト面でイノベートしていくのも、都市のポテンシャルの大事な要素。
早々と来店客目標を超えた博多阪急。ほぼ全店にひしめく笑顔で、
菓子1000円買ってもケースから一歩通路に出てお品渡し、深々御礼。
販売員の笑顔率と顧客の笑顔率は相関し、笑顔率は満足度と相似
するのを目の当たりに、客として体感したケンくん。
すばらしー!と、諸手に買い物袋。
新しい場所・建物・ブランド揃えだけなら、戦略的だけどハード的。個
々人以上に店全体の接客グレートアップは基礎的だけどハート的。
みなさんの行きつけの店はいかがですか?
※画像は本文と関係ありません。