第1回目のブログを書き始めてから、もう5回目の執筆時期がきました。
私の担当は「ちょっと知りたい不動産の一口知識」ですが、ちょっと一休みして、昨年末閣議決定された「明日の安心と成長のための緊急経済対策」に対し、平成21年度第二次補正予算が1月に成立しましたので、その中から皆様に直接関係がありそうな「住宅エコポイント」の内容を説明します。
概要は、平成22年12月31日までにエコリフォームの工事に着手又はエコ住宅の建築着工したものに、最大30万ポイントを付与するというものです。
昨年度に景気浮揚策として、家電のエコポイントサービスが実施されましたが、それの住宅版ということです。
住宅エコポイントの対象工事として、
■ エコリフォーム・・・最大30万ポイント/戸
● 窓の断熱改修(ガラス交換、内窓設置、外窓交換)
条件:改修後の窓が省エネ基準(平成11年基準)に規定する断熱性能が適合すること
● 外壁、屋根、天井又は床の断熱改修
条件:決められた量の断熱材を用いること
● バリアフリー改修(手すり設置、段差解消など)
条件:上記断熱改修と一体的に行うこと
■ エコ住宅の新築・・・一律30万ポイント/戸
● 木造住宅
条件:省エネ基準(平成11年基準)を満たすこと
● 木造住宅以外
条件:省エネ法に基づくトップランナー基準(住宅事業建築主の判断基準)を満たすもの
既存の家屋でリフォームを考えている方は、エコリフォームも取り入れて少しでも経費の節約を考えたらいかがでしょう。最高の30万ポイントと言えば金額にして30万円ですから、そのポイントでトイレを直したり、作りつけの家具の作成代にも利用することができますよ。但しリフォーム業者が同じ会社でないとダメですが・・。詳しくは国土交通省のホームページなどでお調べ下さい。