前回のブログでは東北大学のサイエンスエンジェルの活動を紹介しましたが、今回は留学生の取り組みをご紹介したいと思います。
2月12日(日)に東北大学川内萩ホールで第2回グローバル紅白歌合戦が行われました。
東北大学に在籍中の留学生が主体となり、イベント企画を行っています。
イベントは本家の紅白歌合戦にならい、紅白に分かれて留学生が得意な歌や演奏を披露します。
歌の合間には、仙台の「すずめ踊り」や、マレーシアやインドネシアの伝統舞踊、日本人学生との「ミュージカル」、各国の民族衣装を披露する「ファッションショー」や、アニメの「コスプレショー」など多彩なプログラムがあり、約4時間にわたり熱戦を繰り広げました。
早いもので震災から1年が経とうとしています。留学生にとってもこの一年は特別なものになりました。
ライフラインが止まった震災直後は、言葉の通じないなかで食料を集めたり、原発問題では大使館の判断で国外避難となった学生も多く、3月中にはほぼ全員が一時帰国を余儀なくされています。
6月にはほとんどの留学生が再来日していますが、どこか重たい空気もあったと思います。
また勉学の傍らボランティアや支援の窓口として復興に携わった留学生も多かったと聞きます。
第1回よりもさらにグレードアップした今回の紅白歌合戦は、東北大学と仙台の活気を世界に伝える機会になったのではないでしょうか。