何でもかんでも「伊達な」と付けたがるセンダイジン。
もちろんカサマも清く正しいセンダイジンなので、カーシェアにも伊達って付けるですよ。
2018年1月4日
【icscaでカーシェア行くスカ】
案外知られていませんが、タイムズカーシェアはicscaと連携できるんですね。
開錠キーになるだけでなく、地下鉄乗った直後に利用すると15分206円分が割引に。
ところで、この「レール&カーシェア」の割引サービスはなかなか未来を感じさせますが、なんと新井駅の周辺カーシェアしか使えない。
今回のように河原町駅のカーシェアを使っても対象にならない。
特に南北線沿線にはシェアカーが多数あるのに。何故こんな中途半端な、と思いましたが、多分予算が東西線活性化の一環だからかなぁ、と邪推した次第。
仙台地下鉄はパーク&ライドやキス&ライド、駐輪場完備、そしてカーシェアとの連携など、わりと先進的な取り組みが多いのですが、この件は少々残念。。。
<捕捉>
センダイジンに珍しく、車を所持していないカサマ。仙台最狂のワーキングプアを僭称するカサマは、車など買う余地などはありません。
以前、一回りほど上の世代に真顔で「車ぐらい持っていないと、オトナとは言えない。カーシェアとか貧乏くさくないか?」ということを哀れみを込められて言われ、車よりも先に船舶免許を取得したカサマはそういった価値観が本気でなく面食らったことがありますが、クルマにそれほど興味も無く、どうせGT-R以外は軽自動車もクラウンも同じだとジェレミー・チャールズ・ロバート・クラークソンがトップギアで教えてくれたし。
だいたい、300km程度だったら自転車でも行けるし。
仙台から牛久大仏を見にチャリンコで357km走ったときの様子(2017年5月)
それはさておき、仙台で急速に広まったカーシェア。
東京のように鉄軌道が発達し、駐車場の問題を含め道路が飽和しているた大都会ではレンタカーの代わりに週末ぐらいしか使い道がなく、逆にクルマが足代わりの都市郊外や郡部では移動手段として日常的に使うのは現実的ではなく。どうも札仙広福のような人口100万人から200万人ぐらいの都市規模の街で、特に威力を発揮するように思えます。
事実、カサマのオフィスのすぐ隣のタームズパーキングには6台のシェアリングカーがあって、まるで社用車のように活用しています。半径200m以内に30台ほどのシェアリングカーがあるにも関わらず、仙台都心でのカーシェアのビジネス用途の需要は高いらしく、当日ではほぼ日中予約は不可能。日中の稼働率を考えると、カーシェアの成否はビジネス利用にありそうです。もっとも最近では中心部マンションにもタイムズシェアカーが置かれ、マンション住民のシェアリングの機能も有しているようですが。
そういえば仙台の誇る自転車のシェアシステム、DATE BIKEもicsca連携が可能。
ある意味で仙台は、その中途半端な大きさ故に世界的に進行する「シェアリング・エコノミー」の実験都市・最先端都市になれるポテンシャルがあり。電気自動車や自動運転などの技術革新は大変素晴らしいですが、むしろそうした工学的なイノベーションよりも、自動車が基本的に共有物になるビジネスモデルのイノベーションの方が行き着く先にありそうな予感があります。
将来、自動車の所有の方が例外になった世界で、仙台は何かの足跡を残せるだろうか?それは、案外青葉山の帝国大学の研究とかより、icscaを軸にしたシェアリングエコノミーのエコシステム構築の方が、壮大な社会実験として足跡を残せそうだ、その構想力が市民に求めれているんだ、などと不肖カサマは法定速度時速50kmで八木山の坂を自転車で下りつつ、思考するであります。