本日はひなまつり。
ですが、話題は全然別の話です。
先日、東京出張の折、街角の不動産屋さんの物件募集看板で、このようなものが。
「チャレンジ物件」で「チャレンジャー」を募集していました。
弊社管理物件ではありませんが、確かに賃貸物件では「訳あり」として、当該エリアの物件としては安い賃料の物件がたまに出たりします。
「訳あり」と聞くと、どうしてもその部屋で何らかの事件・事故があったりしたのかと思ってしまいがちですが、そういう事ではなくて、「すごく古い」「リフォーム無しの現況貸し」「変形している」「一部設備が無い」「日当りが著しく悪い」等々、それなりの理由・・・つまり「訳」があるものも、特に都市部ではあったりします。
貸主としては、「さすがにこの状況では、借りたい人はいないかもしれないが、ゼロ収入よりは少しでも賃料を払ってもらえた方が良いので、募集してみる」的な勢いで不動産屋に相談するわけです。
中には、「そもそも何故こうなったのか?」さえ疑問に思うものもありますが。
「間取の手帳」という今でも売られている、変わった間取を集めた本がありますが、世の中には、なにがしかの理由、勢い、間違った勇気、思慮不足等々から不思議な事になってしまっているものが確かに存在しているんですね。
で、先の看板で紹介されていたものの中には、こんなものも。
礼金・敷金ゼロで、トイレのみしかない洋室。
それにしても「7,000円」の賃料って安すぎ、と思ったら、
「管理人室貸します。(条件アリ)」
って、もしかして賃料払って管理人をしなければならないのかしら?、とか。
直角三角形の間取って、すごすぎ。
とか。
それにしても、こういう物件を「チャレンジ物件」と呼ぶところが、とにかくポジティでいいなぁ、とは思います。