杜の都にせせらぐ広瀬川の砂から創った翠うるわしいグラスたち。
呑んべが考えりゃ#1酒杯、#2グラス(いわゆるコップ)、#3細手グラス、
#4洋酒杯(オールドファッションド)、#5蕎麦猪口、#6小鉢の一献揃え。
厚み暖かく、底の重み快く、くちの触れ感気持ちよく、底に切られた
SDのロゴも良い恰好。
アトリエ主人のヨッコちゃん、通りがかりのシニアご夫妻がいたく気に
入ってくれてお買い上げいただいたー、と笑み満面です。
誰しも、好みのモノはひと目でピンと来るもの。
見れば手に取り、取れば欲しくなります。
型の良さ抜群の#6に、啜り心地楽しみな#5を各々3つ、デザイナー
の水場くんに頼んだら、あ、これで小鉢は売り切れです。
なるほど当然、実に美的。
こんなフォルム、ガラス屋さんじゃなければ考えられないでしょ。
水場くんをガラス屋さんにしてしまう、ヨッコちゃんの引っ張りなければ
復刻しなかった仙台御城下硝子は江戸後期の粋。
今の時代でも地元の自然から具が出来るのはちょっと感動です。
思いつきそうで思いつかない地域の資源、それを思いつくヒトもまた
資源。衣食住はもちろん、遊休知美なクリエティブ化が、まちづくりの
キーワードなるかもしれません。
※ジゾ氏の店で啜れる仙台ガラスの蕎麦猪口
四方山雑記帳
東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし
グラスで一献
この記事を書いた人
大志田 典明(ブレイントラスト&カンパニー株式会社)
マーケティングプロデューサー。
東北地域の中小企業支援をライフワークに、農・商・工の各分野で強い地域ブランドづくりに努める。
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