過日、6月23日(土)に異業種交流会「仙台はなもく七三会」では、移動例会としてローカル線・「阿武隈急行の旅」が催され参加した。
阿武隈急行は、東北本線の「槻木駅」で乗り換え、「福島駅」までの、全長54.9km、駅数:24駅を要し、阿武隈川沿いを走る風光明媚なローカル線である。
途中駅のホームに「伊達家の発祥地」という看板が。そう福島県伊達市は伊達家の発祥の地である。伊達家の由来である陸奥国伊達郡の「伊達」という地名は、もともと「いたて」「いたち」と呼ばれていたという。慶長18年(1613年)に支倉常長がローマ教皇に渡した伊達政宗の書簡には、Idate Nasamune とあるように、自ら「いだて」と称していたようである。
昔のTVコマーシャルで、伊達政宗を「イタチ・マサムネ」と呼んで、面白い名前やなー、などと言っていたが、正しく「イタチ」で読み方は合っていたのである。
伊達市保原町は伊達氏発祥の地であり、伊達氏の始祖:伊達朝宗が文治5年(1189年)に築いたと言われる「高子岡城」(たかこがおか)の城址が遺跡として残されている。