昨日地元(柴田町)の一目千本桜を見てきました。
県内の方は一度は行ったことがあるかもしれませんが、柴田町~大河原町の白石川河川敷に植えられた桜並木は船岡城址公園の桜を含めて宮城県で唯一、日本さくら名所100選に選ばれているロケーションです。
今年は開花が遅れ、土曜日は季節外れの雪!も降り、まだ5部咲き程度でしょうか。それでも県内外から多く人が訪れ車は渋滞、大変な賑わいでした。
(船岡城址公園から)
天気が良いと下写真のように蔵王の残雪が見え、堤防の桜とのコントラストはやはり綺麗だなぁと感じます。
この河川敷の桜並木は寄付で植えられたことはあまり知られていないかもしれません。
「愛郷奉仕ノ念止ミ難ク桜樹一千余本時価四千円ヲ本町ニ寄付栽植ス」
大正12年、大河原町出身で東京に出て成功した高山開治郎という人が、白石川堤に桜の苗木約1,200本を寄贈したことを記念して、大河原橋下の「桜樹碑」に刻まれた碑文の一部です。
白石川堤防竣工の知らせに、何十年後の姿を夢見て、東京から植木職人を同伴し、町の職人とともに、白石川の堤防に桜の苗木を自ら植え込んだと言われます。
来週24日、25日あたりも楽しめそうですので、是非足を運んでその当時を偲び見てはいかがでしょうか。