■牡丹(ボタン)か芍薬(シャクヤク)か?
今年も早いもので、もうすぐ1年の半分が過ぎようとしています。最近は夜明けも早いし、日が暮れるのも遅い。それもそのはず、6月21日は夏至です。
さて、写真の花は牡丹(ボタン)でしょうか、芍薬(シャクヤク)でしょうか?
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」これは女性の容姿や振る舞いを形容する言葉で、立ち姿、座っている姿、歩く姿が花のように美しいと称賛するために使われているようです。
正解は「芍薬」です。花だけ見ていると見分けはつきませんが、大きな違いは「芍薬」は草です。よって、冬には枯れてしまい、根だけが残り姿が見えません。一方「牡丹」は木です。冬でも枝が残り、枝から新芽が出ます。それにしても、鮮やかな色合いですね。
※写真は今年も、根から伸びた庭の「芍薬」