飲兵衛管理栄養士の齋藤由布子です。
先日、撮影のため大郷町のレストラン「最呂部居屋(モロヘイヤ)」へ行ってまいりました。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、大郷町の特産品はモロヘイヤ。
クレオパトラも愛したと言われる古代から存在する栄養価の高いスーパーフードですね。
道の駅を覗くと、モロヘイヤまんじゅうやモロヘイふりかけなど、ありとあらゆるモロヘイヤ加工品が並びます。
だからと言って「最呂部居屋」はないだろう...と苦笑いしながら店を探すこと10分。
なかなかわかりにくい所にあって、道の駅近辺をぐるぐる回ってしまいました。
ここに非常に腕のいいシェフがいると聞いたけど本当かしら?と半信半疑で撮影現場入りしたのですが。
今回はクリスマスディナーのチラシを作るとのことで、オードブルから撮り始めましたが、確かにどれも美味しそう。
メインディッシュのラムチョップローストとスズキのポワレ2種が出てきたときには、スタッフ一同感嘆のため息が。
こんな山中の知ってる人しか通らない道のどん詰まりに、こんなレストランがあったとは。
聞けば、二年前からメインシェフに就いた折腹氏は、松島一の坊やメトロポリタンのセレニティにもいた経歴の持ち主。
定年を迎えたものの、この新鮮食材が豊富な山中の隠れ家に魅力を感じ、メインシェフを引き受けたそう。
ディナーコースの皿も、美しくて手の込んだお料理が次々に出てきます。
このレストランの隣には宿泊施設があり、スポーツ合宿などで利用されることが多いとのことですが(たしかにフラップ大郷21には娘のバスケの試合で来たことがある)、このレストランを食堂として使っているそうで...なんとももったいないですね。
折腹シェフが来てから若い女性の利用者も増えてきたとのこと。
これからの大郷町の観光が、このレストランをきっかけに変わるかもしれない、そんな期待を感じさせるレストランでした。
http://www.enishinosato.com/restaurant.php