先月、連休前の話ですが、
4/19(木)に山形県米沢市に新しくできた、
「道の駅 米沢」
を、4/21(土)に見てきました。
4/19のオープンは、地元へのお披露目でしたので、
オープン最初の土曜日になるこの日が、本オープンの様で、
色々とイベントもやっており、駐車場に入るのにも渋滞していました。
いわゆる「道の駅」なので、
24h使用可能な駐車場・トイレ、
地産地消の地元直売、おみやげ物売り場、
食堂と観光案内カウンター
という、
基本的には極めてオーソドックスな内容です。
前田慶次の甲冑はありましたけど。
そんな中、個人的に一番気になったのは、コレ。
道の駅周辺の100の施設をカードにして紹介しており、
各々のカードには、その施設の情報、アクセス等が書いてあって、
かつ、なにがしかのサービスが付与されるというもの。
飲食店であれば、「ドリンクを100円で提供します。」
展示施設ならば、「入場料を5%引きにします。」
入浴施設だと、「日帰り入浴50円引き。」
等々。
このような実態のある(デジタルではない)カードによる
広告・連携・誘致の手法自体は、昔からある手法で、
(というか、昔はデジタルが無いので、当然ですが)
チラシやフライヤーの配布も、広義には同じではありますが、
場所が「道の駅」内の目立つ一画にあって、
統一デザインで、全体として一つの集客機能を持っており、
一覧性があって、特典がついていて、
というのが、良いと思います。
・・・ある意味、トレーディングカードにも似たこのパターン、
私も検討したことがあるのですが、
果たして、どれほどの効果が出るか、非常に楽しみです。
スマホ全盛の時代で、何でも調べればわかる時代かもしれませんが、
調べなくても「目に入る」と言うところがポイントで、
予定外の立ち寄りを促すには、結構、効果があるように思うのですが。
カードそのもののデザインやサイズ感に関しては、
まだ工夫の余地があるようには思いますけど、ね。
米沢は、美味しい食べ物もあるし、
観光スポットもそれなりにあり、
小野川温泉、高畠ワイナリーに果樹園等々
個人的には好きなエリアなのですが、
個々の施設が離れているので、
その意味でも、この企画が、
うまく活きるといいですね。
ちなみに、訪問した日はイベントをやっていたので、
謎のゆるキャラ「ペロリン」もいました。
どうやら、逆立ちがウリらしいですが、
かなりジミです。
「ペロリン」が気になる方は、こちらへ。