正直なところ、今の今までブログのこと忘れてました。
今回書くつもりでいた事はタイトルのとおりなのですが、
詳しく追記する時間が・・・・
なので、大変恐縮ですが、ひとまず、写真とお詫びのこの文章だけで
UPさせて頂きます。
このブログを継続的に見ていただいてる方がどれほどいらっしゃるかわかりませんが、
おって、このページに追記しておきますので、どうかご勘弁を。
と、いうわけで、追記です。
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今回瑞鳳殿に行ったのは、東京からの客様があって、会議前にちょっとだけ時間があったので、せっかくなのでと観光地っぽいところをご案内、という流れだったのですが、私自身は通算5回めの訪問になります。
私が仙台に来て9年になりますが、友人が来仙するたびに思うのが、仙台ってわりと観光する場所がないということ。
で、必然的に数少ない観光地からのチョイスで、瑞鳳殿を案内する機会が多くなったわけです。
ちなみに私が、仙台を知らない友人達を案内したことがある場所というと、
「青葉城址」「瑞鳳殿」「商店街(アーケード)」「松島」「地底の森ミュージアム」「国分町」「秋保」
あたりでしょうか?
最近は、牛たん食わせて、アーケードを歩き、定禅寺通りをかすめて、国分町で飲ませて終了ですが。
話は瑞鳳殿に戻りますが、瑞鳳殿といえば言わずと知れた「伊達政宗」が眠っている場所です。
逆に言うと、「伊達政宗のお墓」という以外の事を知っている人のほうが少ないのではないでしょうか?
政宗以降、歴代仙台藩主のお墓は全て仙台市内にあるのですが、「瑞鳳殿」とは政宗のみのお墓であって、他の藩主は別のところに眠っています。
大きくは「瑞鳳殿」のある「仙台瑞鳳寺」と「大年寺」の2箇所です。
そして仙台瑞鳳寺に眠っているのが以下の5人
初代政宗(瑞鳳殿)、2代忠宗(感仙殿)、3代綱宗(善応殿)、9代周宗(ちかむね)、11代斉義(なりよし)
残りの8名は大年寺にお墓があるのです。
そういえば、歴代藩主って、全て「○宗」って名前のように思っていましたが、実際には歴代藩主13名のうち、「○宗」と名乗っていたのは、瑞鳳寺に眠る4名の他、10代斉宗(なりむね)の5名しかいません。
もともと第一世「朝宗」に始まる伊達家の系譜(政宗は第17世にあたる)では、「○宗」という名前が主流なのではありますが、仙台藩主となって以降4代綱村からは「○村」という名前が同じく5代続いています。
もうひとつ、歴代藩主の名前には、その時の徳川将軍から一字賜って付けられるパターンが出来上がっていました。
初代政宗こそオリジナル(と言っても、伊達家の系譜では第9世に同じ政宗という名前の頭首がいましたが)ですが、以降は、
2代忠宗 - 徳川秀忠の「忠」
3代綱宗、4代綱村 - 徳川綱吉の「綱」
5代吉村 - 徳川綱吉の「吉」
6代宗村 - 徳川吉宗の「宗」
7代重村 - 徳川家重の「重」
8代斉村、10代斉宗、11代斉義、12代斉邦 - 徳川家斉の「斉」
13代慶邦 - 徳川家慶の「慶」
と、17歳で病死した9代周宗以外は全員このパターンです。
そしてこのパターンからわかることが、初代から7代くらいまでは皆結構長生きだったのに、8代から12代までは短命だったんだなということ。
実際に政宗は70歳迄生きましたし、3代綱宗も72歳と長寿でしたが、8代から12代は、22歳、17歳、24歳、30歳、25歳と皆早逝しています。
また話がだいぶそれましたが、もしまだ「瑞鳳殿」に行ったことが無い方がいるのであれば、ぜひ行ってみて下さい、という話です。
「瑞鳳殿」の建築的な見所とか、併設の資料館に関しては、ぜひその目で行って見て頂いたほうが面白いと思います。政宗の骨から復元された等身大像もありますし。
なお、真夏に訪問される際は、それなりの坂や階段を登ることになりますので、(坂の下には貸出用の「杖」がおいてあるくらいです)覚悟して下さい。
エアコンがあるのは、チケット売り場横の売店と資料館ぐらいですので。