メンバーズブログ

小さなギモン調べてみました!

建築・不動産から言葉のトリビアまで、仕事の中で見聞きした小さなギモンを調べて報告していきます。

ハットトリック

今月初めのサッカーワールドカップ最終予選、盛り上がってました。

オーストラリア戦は1-1と接戦でしたが、グループBでは首位のまま3戦を終え、ザックジャパンの調子は良いようです。

などと言いながら、私自身はさっぱり運動をしないので、(だからこんな体型なのだと皆様からのご指摘を頂いておりますが。)スポーツに関しては、疎いことがたくさんあります。

もちろん、常識的な範囲でのルールについては知っていますが、特別な用語の正確な意味となると、やっぱりわかりません。

先々週末のヨルダン戦で本田選手が「ハットトリック」を決めたと聞けば、もちろん一人で3ゴールしたのだとはわかりますが、そういえば何故3ゴール決めることを「ハットトリック」っていうのか、というあたりからが、今回のネタです。

で、「ハットトリック」。

おなじみのWikipediaですぐに調べはつきました。



ハットトリック

ハットトリック(英語:hat trick)とは、試合中に一人の選手がゴールなど勝利に繋がるプレイを3回以上達成すること。
元来はクリケットで、1つの回の中で3球で3人の打者をアウトにすること。これを達成したボウラー(投手)には、帽子(ハット)が贈られその名誉が讃えられたことに因む。
現代では様々なスポーツで使われるようになった。
 

・・・そうですか、元は「クリケット」なんですね。
贈られた帽子ってどんなもんなんでしょうかねぇ。
かぶってクリケットができるようなものなんでしょうか?
しかも、何故、帽子なのか?という疑問も。
そもそも、「クリケット」のルールが良くわからない。
またWikipediaで調べてみると。

クリケット
(※説明が難しそうなので、直接参照してください。)

・・・・野球に似たスポーツで、世界的にはサッカーの次に競技人口が多いって割には、日本の競技人口は1,500人って。
・・・なるほど、クリケットでは1球でアウトが取れることがあるのですね。(まぁ、野球でも有り得ますが)それで三球三振どころか、三球チェンジの時の呼び方が「ハットトリック」と。
それだけ難しくてなかなかできないという意味なのですね。
何故、帽子なのかは謎のままでしたが。

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3回って言えば、ボウリングで3連続ストライクを「ターキー」って言いますよね。
あれも何故、「ターキー」なんだろうと調べてみると、
その昔とあるボウリング場で、この3連続ストライクを達成した人に「ターキー=七面鳥」の肉を懸賞品として出したからなんですって。
なるほど、肉がもらえるなら、3連続達成した時には「よしっ!ターキーだぁ!」って、叫びそうです。


ちなみに、4連続以上は、
フォース(フォーバーガー/ハムボーン)→フィフス(ファイブバーガー/ヤッツィー)→シックスス(シックスパック)→セブンス(セブンパック)→エイトス(エイトパック)→ナインス(ナインインアロー)→テンス(テンインアロー)→イレブンス(イレブンインアロー)→パーフェクト と、続くそうです。
()内の呼び名は、「3連続には『ターキー』って呼び名があるんだから、他のにもつけようぜぃ」っていうノリで、プロボウリングのアナウンサーが勝手に言い始めたらしいです。
特に4連続の「ハムボーン=骨付き豚肉」は広まりつつあるとか。


もうひとつちなみに、ボウリングの日本での漢字表記は「十柱戯」って言うのだとか。
ボールを使うスポーツなのに「球」の文字は入らないんですね。
他の球技はだいたい「球」が入りますよね。
「ベースボール=野球」「サッカー=蹴球」「バスケットボール=籠球」「テニス=庭球」とかね。
アイスホッケーなんか、球でもないのに「氷球」っていうらしいし。

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そうそう、「テニス」って言えば、テニスの点数の数え方って、何故「0」「15」「30」「40」なんでしょうか?
「0」を「ラブ」っていうのも不思議だし。
で、またWikipedia。
 

ラブ (love)
アラビア数字の「0」が卵型をしていることから、卵を意味するフランス語の定形「l'œuf」に由来するという説がある。
実際は「何でも無い」という意味の成句「Neither for love nor for money(愛のためでも金のためでもない)」に由来する。
「0」「15」「30」「40」というスコアの数え方は、当初は60進法で0、15、30、45であったものの45の5が省略されるようになったものだという説が有力である。
なお、フランス語では「0」、「15」、「30」、「40」、「アドバンテージ」は、「zéro」、「quinze」、「trente」、「quarante」、「avantage」(アヴァンタージュ、アヴォンタージュ)であり、全仏オープン等で聞くことができる。
 

えー、60進法?しかも「45の5が省略」って、随分ご無体な。
百歩譲って、60進法に関しては、時計の文字盤で考えて、4分割ごとに数えていって一周したところでゲームが終了っていうことらしく、まぁ無理矢理納得するにしても、「45の5が省略」の方は「フォーティーファイブ」が長くて言いにくいから省略っていうのは、どうかと思います。

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・・・・「理屈じゃなくて身体を動かすのがスポーツだ!」としたら、こんなことを調べて書いてる方がずっと楽しいと感じる私は、つくづくスポーツに向いていないのだという事が、今回の最終確認です。

 

worm_charming.jpg

 

 

画像は、あるスポーツ?の競技風景です。
あまり知られていないスポーツを検索したら、出てきました。

 

競技名は、「Worm Charming」
調べてみると、次のような解説が。

■Worm Charming(ミミズ掘り)
いわば緑の大地の潮干狩り。ただし掘るのはミミズである。究極にマイナーなスポーツのように思えるが、なんと「世界ミミズ堀り選手権」が毎年各地で開催されている。始まったのは1980年からで、主な競技国はアメリカ、カナダ、イギリスなど。国や団体によってルールは違うが、一般的には約3メートル四方のエリアの中で、制限時間30分以内にどれだけミミズが捕れたかを競う。現在の世界記録は、2009年イギリス大会での567匹である。

・・・・これならできそうではありますが、やりたくはありません。

この記事を書いた人

斉藤 一則

斉藤 一則(株式会社マイザ)

事業企画担当。
遊休地や低利用建物の効率化提案から賃貸管理・リフォームサポートまで、建築・不動産関係が専門。
旅行好き。

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