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四方山雑記帳

東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし

2011年6月のアーカイブ

 地震後初の福岡は、東京経由のチョット長旅。
久々お供の経営学修士くん(長いので、今後はケンくん)、昼から仄
暗感ただよう羽田をして、
やっぱり東京も景気良くないですね。
 
いいや、“金曜なのに少ない人出”と言うなら景気感マイナスで正解。
節電で暗のは、“東京も東日本”(被災地エリアモード)が答えです。
今回は、移動中もオン・ザ・ジョブトレーニングなので、心するよーに。
 
梅雨の晴れ間の博多は、暑く・すごく人が多く、客も店も、ものスゴク
顔が印象的な、もう一つの日本
この前までは東京も仙台もこうでしたよね。
否。震災後という視点で見すぎると、震災前から違っている部分を
賑わいだけ見て同じだったと思ったり、支援で買われること(共感優
位)と、本質的に買われること(競争優位)を勘違いしてしまいます。
 
3月10日までは、東日本の店たちが満面の笑みで接客していたか、
3月10日の工場・店舗に出来れば、我が社の商品は他社の競争に
勝って売れていくかなど、復興に向けて再点検すべきポイントを見
落とさないことが重要です。
 
前を歩くファミリー。子供がふざけて注意するママは韓国語。きかん
坊やは日本語。先行くパパは英語。旅客だけでなく、日常住んでる
る外国人など、店も商品・サービスも多様なニーズに切磋琢磨されて
ソフト面でイノベートしていくのも、都市のポテンシャルの大事な要素。
 
早々と来店客目標を超えた博多阪急。ほぼ全店にひしめく笑顔で、
子1000円買ってもケースか一歩通路に出てお品渡し、深々御礼。
販売員の笑顔率と顧客の笑顔率は相関し、笑顔率は満足度と相似
するのを目の当たりに、客として体感したケンくん。
すばらしー!と、諸手に買い物袋。
 
新しい場所・建物・ブランド揃えだけなら、戦略的だけどハード的。個
々人以上に店全の接客グレートアップは基礎的だけどハート的。
みなさんの行きつけのはいかがですか?
 
※画像は本文と関係ありません。 
 
 DSCF4920.JPG

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大志田 典明

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