連日、「新型コロナウイルス」騒動の記事ばかりでうんざりしていますが、お元気でお暮しですか。
なかなか明るい話題がない中で、囲碁界の若きスター「一力 遼」八段の話題には何時もワクワクさせられます。
私は子供のころから飽きやすい性格で、良く母に「三日坊主という言葉があるけど、真明は三日も持たないね」と言われたものでした。
そんな私にも、今まで寝食も忘れるくらい没頭した趣味が三つあります。一つは中学~高校二年まで続けた「水泳」・・・お陰様で国体まで行くことができました。二つ目は「囲碁」。江東区の東陽町に住んでいた30歳ころに木場に「ざる」という碁会所があり、何気なく入り手ほどきを受けその魅力にハマり、初段くらいの手合いで引っ越したため、それからは身近に囲碁をたしなむ人もいなくなり、現在までNHKの囲碁番組ともっぱらパソコンで遊んでいます。三つめが「現在の仕事」で、某ゼネコンの設計部が最初の就職先でしたが、20年近く設計業務を行っていくうちに、どうしても建築・不動産の企画をしたくなり、ディベロッパーに転職し企画を学ばせてもらい、それが現在の仕事につながっています。
さて、「一力 遼」君ですが、彼がまだ四段の頃、NHKの囲碁トーナメントに初めて出場し類まれなる才能を発揮している姿を見、彼が仙台出身であるとのことを知るにつけ、常に応援するようになりました。
仙台人であれば一力という苗字はもしかして河北新報の一力家と関係があるのでは・・・そうです、「一力 遼」君は河北新報の社主:一力雅彦氏の一人っ子なのです。
院生時代の中学校1年時に入段を果たし、晴れてプロの囲碁棋士となりました。その後の活躍は目覚ましく、各種若手棋戦で優勝を果たし、16歳時には最年少で第52十段戦の本戦に出場を果たしています。翌年は第1回グロービス杯世界囲碁U20において世界の強豪を立て続けに倒し、優勝をしています。
プロの棋士の多くは中卒や高卒でその後は囲碁の世界に没頭をしていますが、彼は早稲田大学を今春卒業し、父の会社の東京支局員として記者生活も始めることになりました。
今年も棋聖戦の挑戦者となり、ますます目が離せなくなりますが、これからも素晴らしい戦いを見せてくれるものと期待して、応援しています。