11/20から11/26まで、三度目のベトナムの開発視察に出かけた。
2年前の丁度同じ時期に訪れているが、ホーチミン、ハノイとも電車や地下鉄の工事が始まり、街中の主要交差点には信号が付いている。
たった2年の期間のなかで、こうも町並みが綺麗で近代都市に生まれ変わるものだろうかと、その発展ぶりに驚いた。
今回は弊社の斎藤君も同行したので彼からもベトナムの印象をブログに書くだろうが、2年前と大きく変わった点を今回は記載したいと思う。
最初に訪問した5年前のベトナム市街は、大通りにバイクが溢れ、信号の無い交差点などはとても日本人が歩いて渡れるとは思えない混雑ぶりで、よく交通事故が起きないものだと感心した。
今や道路にはバイクと共に多くの車が走り、以前のヨーロッパ車や韓国車に替りトヨタの高級車が席巻している。ベトナムではバイクはホンダ、車はトヨタが常識となりつつあるようだ。
2年前にも訪れたビンズン州にあるベカメックストウキュウ(東急電鉄が主導する田園都市開発地)の開発地を視察したが、東急が販売する分譲マンション(SORA)のモデルルームはまるで日本のシステムをそのまま取り入れた内容になっている。Feel Japanと銘打ち桜が咲き、室内は和のテーストで満たされている。
また計画地に至る沿道沿いに開設したベトナムイオン2号店は、駐車場1,000台、バイク置き場6,000台を備えた巨大な敷地と建物の中はそのままの日本を持ち込んだモールとなっている。
1階のスーパーには生鮮食品とともに日本の握り寿司、おにぎりが所狭しと並べられ生魚を食する習慣のなかったベトナム人家族が競って買い漁っている。2階は専門店街、3階はレストラン街となっており、回転すし屋、丸亀うどん店など、日本のイオンをそのまま持ち込んだ作りで、着物を着たベトナム人が「いらっしゃいませ」と迎えてくれる。
2年前と比べたら、日本人観光客が増え日本レストランが立ち並び、まるで日本ウイークのような街中である。この欄でも後々少しずつ経済発展の著しいベトナムの姿を紹介していきたいと思う。