昨年、（財）宮城県建築住宅センターのまちづくり交付金を活用した、「ダテなまちづくりへの提言募集」を団塊の世代を中心とした５５歳以上の限定で募集したところ、県内から２８通のご応募を頂き、学識経験者及びまいづくり団体等７名の審査員による厳正な審査により５通のノミネート作品を選出し、その５提案を組合のｗｅｂ上に掲載し、一般人の方に最も街作りに採用したい作品を投票願いました。その中で第二席に選ばれたのが、「みちのく酒の駅　御酒屋　又五郎」の提言でした。

生粋の伊達の人間としても全く馴染みのなかった「又五郎」の功績を知るとき、これを具現化させたいとの希望が募り、今回１０月８、９日にサンモール一番町の活性化支援時のイベントとして取り上げることとしました。

宮城の酒は高級で旨いとは、自分でも思い、首都圏等の友人にも好評ですが、そのルーツは伊達政宗が仙台に築城し、酒好きであった政宗が柳生宗矩の紹介により、大和の国（現、奈良県）から招聘した杜氏の又五郎でした。

又五郎一族は明治時代に廃業するまで、何と２０数種類の酒を造り出し、町酒屋とも競合しながら、良酒の製造に貢献したのです。

今回、１０月８日（土）、場所：サンモール一番町、金港堂前及び９日（日）、場所：サンモール一番町青葉通り前再開発ビル前、で又五郎のイベントを開催いたします。イベントでは、又五郎の業績紹介や現在の県内蔵元の生産地と銘柄のパネル展、及び県内酒の利き酒会や販売を致します。尚、８日の日は１３：００から１５：００まで又五郎や県内のお酒についてのフォーラムを開催いたします。

今回の大震災では多くの蔵元が甚大な被害を被りましたが、皆様の暖かいご支援で早期の復興とと市街地商店街の活性化に寄与して頂たいと、多くの皆様のご来場をお待ち申し上げますので、散歩がてらご来場下されば幸です

パネル展を見れば、もう貴方は宮城の酒通に・・・１枚だけパネルをお見せしましょう。続きは８日、９日にご覧下さい。