6日(土)から始まっている仙台七夕は震災の影響を感じないほど人であふれ、例年と変わらない賑わいを見せているようです。
今回の七夕を見て思ったのが、飾りや短冊、通りのイベントなど、全国各地からの協賛・支援を頂いているものがとても多いという点です。
たぶん協力だけではなく、いつも以上に観光客も足を運んで頂けているのではないかと感じました。
前夜祭の花火大会で「丸亀うちわ」を使った支援活動をしている方とお会いしましたのでご紹介したいと思います。
花火大会は毎年西公園にあるデザイン会社が企画している「花火を見る会」に参加しています。お酒を飲みながら屋内で花火が見える素晴らしい集まりですが、デザイン会社の関係者が参加するため異業種交流を兼ねています。
今年は所属している日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)のつながりで、香川からデザイン協会の方が来仙されていました。
香川県は古くからうちわ生産が盛んで、現在はプラスチック製のうちわなども含めて国内のうちわ生産を担っています。
JAGDAと香川デザイン協会では全国的に有名な「丸亀うちわ」を世界のデザイナーが創る「FUNFAN2011」という支援活動を企画して販売した収益の一部を義援金にしています。
がんばろうNIPPON “世界から愛の風を” 「FUNFAN2011」
また、JAGDA宮城では「緑の太陽プロジェクト」というデザインを絡めた支援活動を行っています。
こちらもピンバッジやデザインから得た収益を震災支援に当てています。