さて5回目の健康情報です。
今回は歯周病の治療の流れについてお話しいたします。痛み・腫れなどは応急処置を行いその後まず初めに前回お話しした①お口の中の検査を行います。
その検査の結果から②治療の計画を立て③患者さんにその計画について説明をいたします。この説明は歯周病についての説明も含まれます。
④治療は歯周基本治療から始まります。一番要となるブラッシングの練習、歯石のお掃除、歯周ポケット内のクリーニング、虫歯の治療、矯正治療などをこの歯周基本治療の中で行います。
⑤再評価検査・・これは歯周基本治療の治療効果を評価するものです。軽症・中等症の歯周病はこのあと⑥被せ物の治療をして、また歯のないところの補綴治療を行います。
中等症の一部、重症の歯周病の方は⑤再評価検査の後、⑥外科的な治療を行う場合があります。その後外科治療の⑦再評価を行い⑧被せ物、歯のないところ(欠損部)の補綴治療を行います。
これらが終了したら⑨メインテナンスと移行します。
歯周治療は回数と時間がかかります。お口の環境を良くするためにじっくり行われてください。