フランス革命の勃発の地、バスティーユ広場に隣接した「オペラ・バスティーユ」でオペラ鑑賞をしてきました。この建物はフランス革命200周年記念となった1989年に完成した近代的なデザインの建造物で、その真向かいの広場中央には７月革命の記念柱がそびえ立っています。1830年の自由を勝ち取るための革命"７月革命"の犠牲者のために作られた塔。先端には「自由の女神」が黄金色で輝いていました。

　会場となりオペラ・バスティーユの中に。ワクワクして２Fのロビーに入っていくとそこには大きなバーカウンターが。広場を眺めながらシャンパンで乾杯。なんて贅沢な時間なのでしょう。今日の演目はLa Traviata。日本では椿姫というタイトルで上演されています。ふと周りを見るとロビーの各所から「ポーガーッ！ポーガーッ！」と大きな声が聞こえてくるではないですか。女性が大きな声でプログラムを売っているのです。あれ、これはなんだろう？その女性の後ろには青い首のない像が飾ってありました。この像は「サモトラケのニケ」。ギリシャ神話に登場する勝利を告げる女神「ニケ像」です。いわゆる"勝利の女神"。バスティーユ牢獄があったのがこの地。この牢獄襲撃事件がフランス革命の発端となっていることから勝利の女神がここにある意味が灌漑深いです。

La Ttaviataの物語の舞台はパリ。そのオペラをパリで鑑賞。なんと夢のような時だったのでしょう。いつかまたパリへ・・・

昨日からイタリアの学会参加のためトリノに来ています。初めてのヨーロッパ。歴史的な風景がすばらしい！　トリノはイタリアの北、ピエモンテ州にあり2006年にはオリンピックが開催された地です。

昨日、夜遅くに到着しましたので。時差ぼけ対策で今日は早起きをして太陽のもと散歩を！宿泊しているホテルはPorta Nuova駅の近くにあり、ローマ通りをまっすぐ進むと大きな広場に。それは街の中心、サン・カルロ広場。たくさんの人で賑わっています。その中には騎馬像が！　16世紀にこの町を発展させた英雄、エマヌエーレ・フィリベルトの像だそうです。そして広場の周りにはカフェが数件あります。早速カフェに入りエスプレッソを飲みました。buono! 美味しい！。とても解放された気分になります。明日から学会発表。くれぐれも撃沈しないように頑張ります！

　ヨーロッパまでくるとさすがに時差ぼけが気になります。これは睡眠のサイクルが狂ってしまうから起こります。これには「セロトニン」が関係しています。最近よくテレビで話題になっているので、皆様もどこかでお聞きになったことがあるかもしれません。セロトニンは"幸せホルモン"とも言われていてやる気を出させ元気にしてくれるホルモンなんです。少なくなるとうつ病と関係してきます。

幸せホルモンを増やす方法を伝授。　早寝、早起きして太陽の光をたくさん浴びる。そしてリズミカルな運動、歩くことでもいいですよね。よく噛むこと。食事を５感を使って豊かに、美味しく、食感を感じてよく噛みましょう。スキンシップは大事です。コミュニケーションが心を開く！トリプトファン（必須アミノ酸の一つ、自分の体では生成されません）の入っているものを食べる。チーズに牛乳に肉・魚、大豆のタンパク質、バナナなんかも多く含まれている。そしてこれらを細く長く継続させることです。体・頭の健康に是非お試しを！！

明日から学会本番。多くの方とコミュニケーションして、美味しいものをたくさん食べて、朝は早起きして、たくさん歩いて街の景色を楽しみます。幸せホルモン三昧で頑張ります。それでは　Bouno,Grazie!!