セリ鍋、あらためセリしゃぶ←こう語らないと、おやぶんに叱られる
ここ数年、セリ鍋の人気が高まってきました。私の関西の友人は、LCCでセリしゃぶを食べにきて、空港から帰るときに、どうしてもセリ田が見たいと、田んぼを見て帰りました。
セリを育てている農家の方は、胸までの作業着を着て冷たいセリ田に入るのでなかなか大変だと思います。「セリの収穫体験はできますか?」と質問したら、「慣れない人はやらないほうがいい」と大反対されました。見ているのと体験でも「する」のは大違い。セリは収穫したあとに、根まできれいに洗います。そんな苦労があって、お店に届きます。お店では、さらに丁寧に根もとを洗い、お客様に提供するそうです。
今日の鍋奉行は、おやぶんです。長町の「おおわだ」さんで準備していただいた鴨セリ。セリの投入時期をじっと見定めているおやぶんなのでした。