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仙台・宮城のうまいもの&直売所めぐり

人と地域を結ぶ連携担当。まちなか情報特派員とともに、地域資源調査やモニター調査・モニターツアー・広報活動を担当しています。

2014年4月のアーカイブ

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 団子が空を飛ぶのです。いやはや、最初に考えた人はスゴイですね。

 岩手県一関市の観光スポットに「厳美渓(げんびけい)」があります。栗駒山を水源とする磐井川は、美しいエメラルドグリーン。今回はちょうど桜の美しい時期でもあり、空の蒼、水の碧、花の桜色と、来訪者を様々な色が歓迎してくれました。

 「花より団子」とはよく言ったものです。この美しい風景を見ながらも、来訪者のほとんどが「空飛ぶ団子」を目当てに川沿いの東屋に集まります。川沿いには岩があるだけで、団子屋さんは川の向こう側にあり、川のこちら側の東屋と団子屋さんを、カゴが飛んで往復する仕組みです。(左側の写真の真ん中くらいに、茶色いカゴが写っているのがわかりますか?)

 手順はこんな感じです。 1.東屋にある木製の板を木槌でかんかんと打ちます⇒ 2.団子屋さんからカゴがひゅーんと飛んできます⇒ 3.お金をカゴにいれます ⇒4.木槌でかんかんと打ちます ⇒5.カゴが再びひゅーんと飛んでいきます⇒6.しばらく待つと、お団子とお茶がカゴに入ってひゅーんと飛んできます

 お団子は、一折400円(あんこ・ごま・みたらしの3本入り)なので、カゴにいくら入っているかで、その数のお団子が飛んできます。やわらかなお団子を、川沿いの岩に座ってぱくぱく食べるのはおつなものです。

 それにしても、あの「ひゅーん」と飛んでくるカゴの中で、お茶の紙コップが倒れないのはすごいなーと思います。一関に行ったら、ぜひ、「かんかん」して「ひゅーん」「ぱくぱく」を体験してみてください。

 厳美渓(一関市のサイトから) http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/6,4270,112,95,html

 お団子の郭公屋 http://tabelog.com/iwate/A0303/A030301/3000681/

 

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  こんにちは。東北もやっと春らしくなってきました。東北の季節感を、食べ物で味わえるとても良い季節ですね。最近は、仙台といえば「せり鍋」という声が多く聞かれます。せりは根っこの部分を鍋にくぐらせて食べるのですが、しゃきっとしたところがおいしく宮城県の名取市で農業に携わる若者・三浦くんのがんばりと、彼と彼のつくるせりを応援する人たちの努力の賜物かと。⇒http://plaza.rakuten.co.jp/shimoyoden/

 そして、ここ数年でもうひとつ「めかぶしゃぶしゃぶ」や「わかめしゃぶしゃぶ」。お湯にくぐらせると美しい緑いろに変化します。「わかめのしゃぶしゃぶ?」と不思議に思う方は、塩蔵わかめとか乾燥わかめを思い浮かべている方でしょう。しゃぶしゃぶでは、生のわかめをいただきます(もちろんめかぶも)。栃木県出身の私は、東北にきて初めて、生のわかめを見ましたし、お湯にくぐらせて色が鮮やかに変わる瞬間もオドロキの体験でした。

 写真は食べかけだし、見ずらいかもしれませんが、せり鍋(海鮮だしバージョン)とわかめしゃぶしゃぶの様子をご覧ください。

 

 

この記事を書いた人

稲葉 雅子

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