宮城県の石巻市、市内から牡鹿半島方面に進むと「蛤浜」という集落があります。もともと9世帯という小さな集落でしたが、震災や台風の被害により現在は2世帯のみ。ここで生まれ育った方とその仲間の皆さんが、「蛤浜の再生プロジェクト」に取り組んでいます。昨年、Cafeはまぐり堂がオープン。今年はつい先日「ツリーハウス」をつくる取組が発表されました。
震災から3年が経ち、メディアでは復興の予算の話、高台移転の話など復興の進捗についてとりあげています。蛤浜のような小さな集落の復興計画は、どんなふうに作られているのでしょうか。同じく石巻市の田代浜、塩釜市の浦戸諸島など、小さな地域は独自に進めているのでしょうか。(このあたの疑問は、「小さなギモン」という位置づけで、「調べてみました」の担当に引き継ぎしようっと。)
蛤浜で、交流人口を増加させようとつくられた「Cafeはまぐり堂」。集まった仲間の中に「料理をつくれる人」がいた、「パンを焼ける人」がいたと、まさしく「人」が資源となって「みんなが集まる場所」をつくり運営しています。写真はCafeで提供している鹿カレー。のりパンかおにぎりでのランチもあります。多いときには、1日80人くらいが訪れるというこのCafe、料理だけではない、ロケーションだけではない、大きな魅力があります。ぜひその魅力をさぐりに、行ってみてください。
Cafeはまぐり堂 http://hamagurihama.com/cafe/