春先、「セリ」の話題をしていたら、登米市在住のSさんが「かんのんじせり」はバツグンにおいしいと言い、「時期がきたらなんとか入手してあげる」とも言ってくれました。「観音寺セリ」は、登米市の観音寺地区で採れる伝統のセリ。弘法大師が行脚の途中で立ち寄った際に、井戸がなく水が豊かな地域でないにもかかわらず大師に水を飲ませてくれたことに対し、感謝をして井戸を授けたそうです。
その井戸水を使って育て始めたといわれているのが「観音寺セリ」、長さが70cmにもなることと、シャキシャキとした歯ごたえが特徴なのだとか。生産量が多くはなく、旬の時期も短いとか。というわれで、なんとその「幻のセリ・観音寺セリ」を、本当にSさんからいただいてしまいました。アリガトウゴザイマス!
ホントに長い!!
セリ鍋くらいしか食べ方が思いつかなかった私ですが、Sさんが「豚バラ肉があればねえ」とつぶやいたのわ聞き逃しませんでした。今日は、「セリと鶏肉の卵とじ」と「セリと豚バラ肉の重ね蒸し」でいただきました。香りがよく、シャキシャキとした歯ごたえも素晴らしかったです。ありがとう、ごちそうサマ、Sさん。
伝統野菜といっても、本当に伝統が語り継がれている野菜なんですね。このような食材を、宮城県全体にお知らせしたいものです。
参考⇒https://www.facebook.com/media/set/?set=a.417861674950244.89700.302606196475793&type=3