まちづくりの支援
まちづくりについて
- まちづくりってなんですか?
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難しい質問ですね。1980年代頃までには「まちづくり」というと、都市の市街地の「街」づくりや自治体の「町」づくりと表記することが一般的で、どちらかというと行政主導の意味が強かったと思いますが、近年はひらがなの「まちづくり」という言葉を使って、前述の意味はもとより官民恊働や住民主体、ハードからソフトまで多様な意味を含んで使われています。私たちは、異業種が連携したプロ集団という他にないメリットを活かして、さまざまな「まちづくり」の課題を解決します。
- 他と違うまちづくりがしたいんですが、どうすればいいですか?
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確かに最近は、なぜかどこの「まち」も同じような計画を持った金太郎飴のようなまちが多くなってきましたね。まちにはその地域固有の誇りある歴史や文化が絶対にあります。その個性を100%活用し、100年後を見据えたまちづくりを私たちは提案します。そのためには、逆説かもしれませんが、一緒に酌み交わしながら、まちづくりを語り合うことからはじめさせてもらっていいですか?
- 関係者が多くてイベントや計画がまとまらないんですが?
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よくいますよね、文句だけ言って何もしない人って。
おまかせください。そういう時のために、グループファシリテーション手法があります。この方法は、参加者全員が、合意を形成しながらオーナーショップ(所有感)を持って、主体的にイベントや計画を実行するための実践的な方法です。ぜひ一度お試し下さい。 - 商店街を元気にしたいんですがどうすればいいですか?
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例えば、仙台のある商店街では、数年前まで空き店舗が増え続け、経営者の方々のモチベーションが低下していました。この状況に危機感を持った有志の方々と3年前から話し合いながら少しずつ、様々な施策を実行し、成功を積み上げることによって集客も増え、商店街が一体となって、元気を取り戻しつつあります。
ただし、すぐに商店街が元気になる魔法はありませんのでご注意ください。
地域コーディネートについて
- 地域コーディネーターって何ですか?
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地域に内在している様々な資源やノウハウ、人材をつなぎながら、新たな動きが芽生えるお手伝いをする仕事です。
- 具体的にはどんなことをするのですか?
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例えば教育分野においては学校と地域(企業や団体)の間に入って企業や地域が持っている多様なリソース技術を学校教育につなぐ教育コーディネターの役割を担っています。これによって学校単独では実現出来ない質の高い授業を実現します。特に子どもたちの授業観を育てるキャリア教育や、社会につながる活きた理科授業を行う理科実験教室プロジェクトを手がけています。教育コーディネーターとして学校と企業をつなぎ、学校を外側から支援していくことで、先生方と一緒になって、子どもたちの「ギモン」や「気づき」の種をたくさん植えていくことが可能となります。